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製造業で働くビジョンも浮かぶ! 学生たちが創意工夫する「金型グランプリ」「INTERMOLD 2015」イベントリポート(4/4 ページ)

学生チームが約半年を掛けて金型の設計から量産までを行う金型グランプリ。プレス金型とプラスチック金型の課題に対して、さまざまな創意工夫を盛り込んだ金型や成形品が発表された。

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金型への関心を高め、仕事のイメージを得る

 プレス金型とプラスチック金型から1チームずつ金賞が選ばれた。一般来場者による消費者視点と、出展社71社のプロの視点から審査された。その結果、プレス金型は岐阜大学、プラスチック金型は大分県立工科短期大学校が選ばれた。


大分県立工科短期大学校のプラスチック金型のメンバー

 「さまざまな創意工夫が凝らされていて、プロよりも先に進んでいるのではというようなアイデアもあった」(牧野氏)。大分県立工科短期大学校の2色成形は一般からの得票も多く、同日開催されていた食品産業関連の展示会に来た人たちからも評判だったそうだ。

 学生からは「やっぱりモノづくりは楽しいと実感した」「協力する大切さを学んだ」といった声が聞かれた。授業だけでは学べない経験によって、仕事内容をイメージしたり金型への理解を深めたりと充実した体験の場になっているようだ。


課題に取り組んだ学生や先生の皆さん
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