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「ハスラー」が「S-エネチャージ」搭載、1万5000円値上げもエコカー免税で相殺:エコカー技術(2/2 ページ)
スズキは、SUVタイプの軽自動車「ハスラー」について、減速回生エネルギーシステム「エネチャージ」に替えて、加速時にモーターでエンジンをアシストするマイクロハイブリッドシステム「Sエネチャージ」を搭載する。1万5120円の値上がりになるものの、燃費向上でエコカー減税の免税対象となり、値上がり分はほぼ相殺される。
価格差23万円の「ワゴンR」に対し「ハスラー」は1万5000円に
2014年8月にワゴンRにS-エネチャージを採用した際に、FF車のJC08モード燃費は、エネチャージ搭載車の30.0km/lから8%向上の32.4km/lとなった。その一方で、S-エネチャージ搭載車とエネチャージ搭載車の価格差は約22万7880円とかなり大きかった(関連記事:スズキの「ワゴンR」がマイクロハイブリッド化、燃費向上も価格差は約23万円)。
今回のハスラーにおけるS-エネチャージの採用では、価格差は1万5120円にとどまっている。スズキは、「ワゴンRのS-エネチャージ搭載車は、LEDイルミネーションランプや運転席シートヒーター、スケルトンリヤコンビランプ、ルーフアンテナ、ステアリングスイッチの変更など、一部改良による装備追加を行っている。エネチャージをS-エネチャージに変更しただけの今回のハスラーの場合と直接の比較はできない」としている。
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