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東芝「TZ1000」開発プラットフォーム提供開始、ウェアラブルやIoT向けに:組み込み開発ニュース
東芝は同社ウェアラブル/IoTデバイス向けアプリケーションプロセッサ「TZ1000シリーズ」の開発プラットフォームを提供開始した。数量限定でのモニターキャンペーンも実施する。
東芝は同社ウェアラブル/IoTデバイス向けアプリケーションプロセッサ「TZ1000シリーズ」の開発プラットフォームとして、活動量と脈拍、心拍数を測定できる評価用ハードウェアとソフトウェアを開発、提供を開始した。
TZ1000シリーズはBluetooth LEの通信機能と加速度など各種センサー、フラッシュメモリ、ARM Cortex M4Fを1パッケージに搭載したアプリケーションプロセッサ。搭載センサーの種別により「TZ1001MBG」「TZ1011MBG」「TZ1021MBG」「TZ1031MBG」の4タイプが用意されている。
提供開始された開発環境(Solution Development Platform)はTZ1001MBGを搭載したボードと、搭載する各種コンポーネントを制御するドライバやミドルウェアなどを含んだSDKで構成されており、最終製品に近い形での評価および開発が可能となっている。
なお、同社では数量限定で「TZ1001MBG」を搭載した評価ボードおよび環境一式を提供するモニターキャンペーンを実施する。応募は法人(団体)に限る。応募期間は2015年5月31日まで。
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