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大和ハウス工業が装着型作業支援ロボット導入へ:ロボット開発ニュース
大和ハウス工業が導入を前提とした、装着型作業支援ロボット「ロボットスーツ HAL 作業支援用」の実証実験を開始する。2016年5月からの実運用開始を目指し10台の試験運用を開始する。
大和ハウス工業は2015年4月13日、サイバーダインの装着型作業支援ロボット「ロボットスーツ HAL 作業支援用」の実証実験を開始すると発表した。2016年5月からの実運用開始を目指す。
実証実験は2015年5月1日〜2016年4月30日までの1年間を予定し、ダイワハウス工業の他、大和小田急建設、フジタ、大和リースの各社が各種建設現場や工場内で利用し、現場での実証データを収集し、活用できるシーンの特定などを行う。
「ロボットスーツ HAL 作業支援用」は腰に装着することで、重量物の持ち上げや運搬時に作業者の負担を減らす装着型ロボット。生体電流に応じてモーターアシスト量が自動調整されるため、利用者の意図に応じた補助を行え、作業支援用の他、介護支援用が用意されている(2モデルのハードウェア的な仕様はほぼ同一だが、負荷内容が異なるため、制御ソフトには違いがある)。
サイバーダインは「HAL 介護支援用(腰タイプ)」と「HAL 作業支援用(腰タイプ)」について、2014年11月に生活支援ロボットの国際安全規格「ISO 13482」を取得しており、海外展開も含めた“ロボットの事業展開”を積極的に進めている。
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