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「モデルS」がアップデート、充電が必要になれば充電器に自動で経路案内電気自動車

電気自動車(EV)ベンチャーのTesla Motorsは、EV「モデルS」のソフトウェアアップデートを行ったと発表した。最新バージョンは6.2。今回のアップデートでは、充電ネットワークに関連する2つの機能が追加された。

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 電気自動車(EV)ベンチャーのTesla Motors(テスラ)は2015年3月19日(米国時間)、EV「モデルS」のソフトウェアアップデートを行ったと発表した。最新バージョンは6.2となる。

 モデルSは、車載情報機器の無線通信機能を使って、さまざまな車載システムの機能をアップデートできることを特徴としている。今回のアップデートでは、充電ネットワークに関連する2つの機能が追加された。

テスラの「モデルS」
テスラの「モデルS」(クリックで拡大) 出典:テスラ

 1つは、走行中に電池パックの電力不足に陥らないようにする「Range Assurance」だ。Range Assuranceでは、バックグラウンドで走行状態と電池パックの残容量を確認しており、充電が必要な状態になれば自動的に最寄りの充電器への経路案内を行う。「最寄りの充電器」は単に最短距離にあるかどうかだけでなく、高低差や天候なども考慮して決定する。従来は、車載情報機器の17インチディスプレイを用いたカーナビゲーションで充電器を探す必要があった。

テスラが北米で利用可能な充電ネットワーク
テスラが北米で利用可能な充電ネットワーク。主要道路における充電器のカバー率(175マイル以内)は、急速充電が可能なスーパーチャージャーで90%、普通充電器で96%まで向上しているという(クリックで拡大) 出典:テスラ

 もう1つは「Trip Planner」だ。モデルSには、充電器の位置を考慮した目的地までの最適な経路案内を行う機能があるが、Trip Plannerではそれをさらに進化させた。充電器ネットワークとリアルタイムで通信を行うRange Assuranceの機能を活用し、充電器の利用状況を反映した経路案内を行うのだ。これにより、最速で20〜30分かかる充電器の充電時間を含めて、より正確な経路案内が可能になる。

 これらの他、運転支援システムにも新機能が加わった。従来あった、先行車両と衝突する可能性がある場合に警報でドライバーに知らせる機能に加えて、衝突回避もしくは衝突被害の軽減が可能な自動ブレーキ「Automoatic Emergency Braking」が可能になった。さらに、ドイラバーの死角に他の車両や歩行者などがいる場合に警報を出す「Blind Spot Warning」や側方車両との衝突する可能性がある場合に警報を出す「Side Collision Warning」が追加された。

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