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「IoT版 Windows 10」今夏に無償提供:組み込み開発ニュース
Microsoftの次期OS「Windows 10」の投入が今夏と発表され、合わせて、IoT(Internet of Things)デバイス向けWindows 10の無償提供が明らかにされた。
米Microsoftは2015年3月17日(現地時間)、発表時「今年中」としていた次期OS「Windows 10」の投入を2015年夏と発表するとともに、IoT(Internet of Things)デバイス向けのWindows 10については無償提供すると発表した。
同社ではIoT版 Windows 10をハードウェアリソースの限られたデバイスに適するとしており、具体的な用途としてATMや超音波診断機などを挙げている。
また、Windows 10の開発ボードとして、SoC「Snapdragon 410」を搭載したQualcommの「DragonBoard 410C」を紹介しており、PCやタブレットだけではなく、スマートフォンや各種IoTデバイスまでも広くサポートしていく姿勢を見せている。
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