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新型「ロードスター」が宇品工場で生産開始:工場ニュース
マツダは、本社宇品第1(U1)工場(広島市南区)において、2015年6月ごろに国内発売を予定している新型「マツダ ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」の生産を開始した。
マツダは2015年3月5日、本社宇品第1(U1)工場(広島市南区)において、新型「マツダ ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」の生産を開始した。
現在生産しているのは2015年6月ごろの発売を予定している国内向けの車両になる。海外市場での販売は、国内発売の後に順次進めていく予定。なお、海外市場向けの新型ロードスターについても、宇品第1工場で生産する計画だ。
2人乗りオープンスポーツカーのロードスターは、同社の「走る歓び」を追求したクルマづくりを象徴する製品である。2015年1月末までで累計生産台数は95万台を超えており、「2人乗りスポーツカー販売台数世界一」のギネス認定記録を現在も更新し続けている。
新型ロードスターは4代目となるND型で、「守るために変えていく」をキーワードに開発された。また、新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用したマツダ新世代商品の第6弾にもなっている。
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