3Dデザイン/設計スキルを学ぶ世界イベントに東大生3人が日本代表として参加:CADニュース
オートデスクは、製造や建築分野の3Dデザイン/設計スキルの集中トレーニングを行うワールドワイドの学生向けイベント「Autodesk Panorama」の日本代表として、東京大学の学生3人が選ばれたと発表した。
オートデスクは2015年3月3日、製造や建築分野の3Dデザイン/設計スキルの集中トレーニングを行うワールドワイドの学生向けイベント「Autodesk Panorama」の日本代表として、東京大学の学生3人が選ばれたと発表した。
同イベントは同年3月10〜12日までの3日間、中国上海市の同済大学で開催され、各国で事前に行われた3Dモデリングコンテストを勝ち抜いた、大学生/大学院生らが参加する。
日本では、オートデスク製品を利用している教育機関を支援するプロジェクト「JCARE」の一環として、2014年末に「The Future Is Now - 未来はすぐそこに -」というテーマでコンテストを実施。太陽光発電を利用したポータブルライトでありながら、UAV(無人航空機)の充電ドックにもなる装置をモデリングした、東京大学の学生3人による作品「Helioperch」が選ばれた。
同イベントでは、「Autodesk Fusion 360」を使用した3Dデザイン、設計スキルのトレーニングが実施される他、製造や建築分野の業界関係者による講義などが行われる。さらに、各国で事前に行われた3Dモデリングコンテスト向け作品のプレゼンを行ったり、同イベント期間中に学んだスキルを基に作成した3Dモデルのコンテストを実施したりする。
期間中、参加者は異なる国籍のメンバーとチームを組み、コミュニケーションを取りながら、設計スキル、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルを集中的に学習していくという。
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