ニュース
オートデスクが設計者育成を支援、教育機関向け無償提供が188カ国/地域に:CADニュース
オートデスクは、次世代の3D設計者/デザイナーの育成を目的に実施している教育機関向けの無償ライセンス提供が、世界188カ国/地域まで広がり、同社のアプリケーションが約80万校、およそ6億8000万人の生徒たちに利用されていると発表した。
オートデスクは2014年12月2日、次世代の3D設計者/デザイナーの育成を目的に実施している教育機関向けの無償ライセンス提供が、世界188カ国/地域まで広がり、同社のアプリケーションが約80万校、およそ6億8000万人の生徒たちに利用されていると発表した。
教育機関は、同無償提供プログラムを活用することで、企業の実務で利用されている最新のアプリケーションを、ライセンス費用を気にすることなく授業や自習で使うことができる。
日本国内では、同年8月より教育機関版ならびに教員学生版ともに、無償ダウンロード提供を開始。さらに、日本の教育現場でのさらなる普及を目的とした、研究&授業支援プログラム「JCARE(ジェイケア)」の取り組みも行っている。
同社は「今後も、豊かな発想でより良い世の中を作ろうとする次世代の設計者やデザイナーなどの育成を支援していく」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ダッソー、教育機関向け最新バージョン「SOLIDWORKS 教育版 2014-2015」を発表
仏ダッソー・システムズ(Dassault Systemes)は、教育機関向けの最新バージョンである「SOLIDWORKS 教育版 2014-2015」を発表した。 - 3Dプリンタの発展に欠かせない、“モデリングできる人”をどう育てる?
筆者が子どものころは、段ボールや画用紙で工作するのが主流でしたが、今どきの夏休みの自由研究はどんなテーマが選ばれているのでしょうか。もしかすると、「3Dプリンタ」を活用した研究成果を提出している子どもたちもいるのかもしれませんね。 - 3Dモデリングの教育はどうやったら進むのか!?
初心者向けの3Dモデリングセミナーを開催すると「このような3Dモデリングを学ぶ場所が見つからない」という声を多く聞きます。そこで今回は、3Dモデリングのスキルを学ぶために必要なことをまとめてみました。