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タッチパネル情報端末の最上位モデルを発売、CPU強化と記憶容量を増大FAニュース

クオリカは、タッチパネル情報端末「WebLight」シリーズの最上位モデルとして、「WebLightNXP」を発売した。基本性能を強化したことで、処理速度の向上やより大規模なシステムへの対応が可能になった。

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 クオリカは2015年2月4日、タッチパネル情報端末「WebLight(ウェブライト)」シリーズの新モデルとして、「WebLightNXP」を発売した。製造業の生産現場の作業指示・実績収集端末、自治体の情報KIOSK端末、外食産業・小売専門店の店舗POS端末、デジタルサイネージ端末、受付端末などの用途に向ける。

 WebLightNXPは、製造業・外食産業・小売専門店業界・自治体などに導入実績のあるタッチパネル情報端末の最上位モデルとなる。基本性能を強化したことで、処理速度の向上やより大規模なシステムへの対応が可能になった。

 CPUにIntel製Atom N2600(1.6GHz・デュアルコア)を採用し、動画の再生やサイズの大きいプログラムもスムーズに実行できる。また、メインメモリは2GBで、システムドライブとして8GBのSSDを内蔵し、容量の大きなプログラムの導入・実行にも対応できる。

 OSにはWindows Embeddedを採用し、用途に合わせてWindows Embedded Standard 7とWindows Embedded Standard 2009から選択できる。インタフェースには、2つのDisplayPortと5つのUSBポートの他、高速外部ストレージとしてCFastを採用した。加えて、内部に3G通信カードや無線LANカードなどを搭載できるminiPCIExpressスロットを2基実装した。

 さらに、タッチパネルから簡単に文字入力ができる3種類のソフトウウェアキーボードと、ホーム/戻る/終了などの必要ボタンだけを大きく表示できるオリジナルブラウザ、起動と同時に表示されるラウンチャを標準装備した。

 ラインアップは「WebLightNXP15」と「WebLightNXP12」の2種で、価格(税別)はそれぞれ27万8000円、23万8000円。出荷開始はWebLightNXP15が2015年3月1日から、WebLightNXP12が同年6月1日からとなる。

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WebLightNXP
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