ZMPは2015年2月12日、建設機械大手の小松製作所(コマツ)との資本提携を発表した。両社は鉱山機械の制御技術開発において既に提携しているが、コマツはZMPへ出資することで、建設・鉱山機械の無人化、ロボット化を推進する考えだ。出資金額は明らかにされていないが、コマツでは本件による連結業績への影響は軽微としている。
ZMPは自動運転技術開発プラットフォーム「RoboCar」シリーズや各種センサーシステムの販売、および屋外作業機械や物流運搬機械向け自動運転技術の開発を行っており、コマツはこうした自動運転技術を自社の建機・鉱山の制御に導入する。
作業用機械(車両)のロボット化についてはヤンマーが日立造船/日立製作所と共同で無人作業に成功している他、政府「ロボット新戦略」でも、「自動走行トラクターの有人−無人協調システムの普及並びに複数台同時走行技術の実用化」を具体例として推進事項の1つされている。
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