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数十GBレベルの大容量3次元データを素早く表示可能なデータに変換:CADニュース
ラティス・テクノロジーは2015年1月29日、XVLデータ変換ツール「XVL Converter Ver.11」を発表。「U-XVL Ver.11」に対応した。
ラティス・テクノロジーは2015年1月29日、XVLデータ変換ツール「XVL Converter Ver.11」を発表した。同製品は2015年2月16日から販売を開始する。XVLは同社の軽量3次元データフォーマット。新製品はXVLの最新バージョン「U-XVL Ver.11」に対応した。
U-XVL Ver.11は、数十GBレベルの大容量3次元CADデータから変換したXVLデータの描画性能を向上させた。例えば数十GBの自動車のフルモデルも、同フォーマットに変換することでPC上で「軽快に表示できる」(同社)としている(詳しくは関連記事:ラティス、最大5倍高速化した「XVL Studio Ver.13.1」をリリース)。同フォーマットに変換した後のデータは、U-XVL Ver.11に対応する新バージョンの「XVL Studio」製品群および無償ビュワー「XVL Player」で表示・検証が可能だ。
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