1.1型・3.1μmピクセルピッチ・イメージセンサ対応の工業用単焦点レンズ:FAニュース
タムロンは1.1型、3.1μmピクセルピッチ・イメージセンサ対応の工業用単焦点レンズ「M111FM50」を発売した。最新の光学設計技術により、画面中心から周辺に至るまで高解像・高コントラストな画像を提供できる。
タムロンは2015年1月20日、1.1型、3.1μmピクセルピッチ・イメージセンサ対応の工業用単焦点レンズ「M111FM50」を発売した。同社の工業用レンズのラインアップで、最も高精細なものになるという。
現在、マシンビジョン用途で使用されているメガピクセルカメラは、一層の高画素化が進んでいる。中でも一部の製造装置・基板検査装置・印刷機などでは、特に高精細な画像が求められているという。
M111FM50は、1.1型12メガピクセル相当で、業界トップクラスの解像力となる3.1μmピクセルピッチ・イメージャーに対応。使用頻度の高い至近距離撮影でも、良好な画質を可能にした。また、回転トルクを高く設定しているため、フォーカシング、絞り調整の際の操作性も向上している。
さらに、最新の光学設計技術により、大口径ながら画面中心から周辺に至るまで高解像・高コントラストな画像を提供できるとしている。同社のオリジナルコーティング技術により、透過率も改善した。
1.1型対角17.4mmまでの幅広いカメラに対応可能で、有効像円は17.6mm、焦点距離は50mm、絞り範囲はF/1.8〜22となる。価格はオープン。
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