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「ミライ」の生産規模が2016年から約3倍に拡大、欧米向け需要も視野:燃料電池車
トヨタ自動車は、燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を2016年から増産すると発表した。2014年12月15日の発売から2015年末までの生産台数は約700台で変更はないものの、2016年からは年間約2000台、2017年からは年間約3000台に拡大する。
トヨタ自動車は2015年1月22日、燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を2016年から増産すると発表した。2014年12月15日の発売から2015年末までの生産台数は約700台で変更はないものの、2016年からは年間約2000台、2017年からは年間約3000台に拡大する。
ミライの受注台数は、発売からの1カ月で約1500台と、2015年末までの生産台数である700台の2倍以上になっている。2016年以降も同じペースで生産すると、今現在発注しても乗車できるのが2年後の2017年になってしまうという状況にあった。
このような受注過剰の状態や、2015年秋から米国、欧州でミライの販売を開始することを視野に入れて、需要に応じた供給体制を整備することとした。
生産は、増産後も元町工場(愛知県豊田市)で行う。米国と欧州向けのミライは同工場で生産して輸出することになる。
なお、増産後の日本、米国、欧州での販売計画については、各国での水素ステーション整備の進展、エネルギー政策、車両購入補助策や環境規制等の行政施策、需要動向などを見極めながら検討を進めるとしている。
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