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燃料電池車「ミライ」に人だかり、搭載部品も多数展示人とくるま展2014名古屋(1/2 ページ)

「人とくるまのテクノロジー展2014 名古屋」では、トヨタ自動車が同年12月15日に発売する燃料電池車「MIRAI(ミライ)」と、その搭載部品に注目が集まった。

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 2014年12月11〜12日、愛知県名古屋市のポートメッセなごやで「人とくるまのテクノロジー展2014 名古屋」が開催された。人とくるまのテクノロジー展といえば、例年5月下旬にパシフィコ横浜で開催されているが、名古屋で開催されるのは今回が初めてだ。

 同展示会で注目を集めたのが、トヨタ自動車が同年12月15日に発売する燃料電池車「MIRAI(ミライ)」と、その搭載部品だ。

 トヨタ自動車は、ミライの実車を展示ブース中心に据え、パネルを使っての技術展示も行った。車両の隅々まで確認できることもあってか、ミライの周りには人だかりが絶えなかった。

トヨタ自動車が出展した「ミライ」
トヨタ自動車が出展した「ミライ」。注目を集める燃料電池車の周りは人だかりが絶えなかった(クリックで拡大)

 人とくるまのテクノロジー展の主役である部品サプライヤも、ミライの搭載部品を展示した。

 トヨタ紡織は、燃料電池セル本体や、燃料電池システムに採用された部品を展示した。燃料電池セルでは、水素極側のチタン製セパレータと、水素や空気、冷却水を供給するスタックマニホールドが採用された。燃料電池システムの構成部品では、イオン交換器や燃料電池セルに空気を送り込むコンプレッサーのサイレンサーなどが採用されたという。

トヨタ紡織の燃料電池関連の採用部品(左)。これらのうちスタックマニホールドを展示した(右)(クリックで拡大)

 この他同社の製品では、シートやドアトリム、フロアサイレンサー、ピラー/成形天井といった内装部品にも用いられている。

内装部品も数多く採用されている(左)。これらのうちシートとドアトリムを展示した(右)(クリックで拡大)
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