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初飛行近づくMRJ、初号機の右舷エンジン試運転開始メカ設計ニュース(2/2 ページ)

三菱航空機が開発する小型ジェット旅客機MRJの各種試験が本格的に開始された。エンジンの初運転や主翼の上曲げ試験などを順調に進めているという。

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最終組み立て地は試験場近くに本社移転

 三菱航空機は、2015年1月5日付で本社機能を三菱重工業 大江工場(名古屋市)内から、名古屋空港のターミナルビルに移転している。これはMRJの最終組み立ておよび地上試験、飛行試験が、名古屋空港および隣接する小牧南工場周辺で行われるため。試験場および最終組み立て地の近くに移転することで、今後、本格化する飛行試験や量産準備をより効率的に進めたいとしている。

 なお主翼、胴体、尾翼など三菱重工業が担当する各部位は三菱重工業 飛島工場(愛知県飛島村)、大江工場、岩塚工場(名古屋市)および神戸造船所(兵庫県)、松阪工場(三重県)で製造され、最終組み立て地に運ばれる。

 今後も三菱航空機は2017年4〜6月に予定されている、ローンチカスタマーであるANAへの引き渡しに向けて、引き続き型式証明取得のための作業を行っていく。

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