デアゴスティーニ・ジャパンはパーツ付き組み立てマガジン「週刊 スカイライダー・ドローン」(全57号)を創刊した。創刊号は2015年2月3日発売で、価格は999円(創刊特別価格)。次号からは2290円。
毎週号に付属するパーツを用いて、フェラーリのデザインなどで知られる世界的デザイン企業「ピニンファリーナ」によるドローン「スカイライダー・ドローン」を組み立ててゆくという内容で、ドローンにはムービー撮影用カメラの他、GPS、ジャイロ、加速度計、磁気計など各種センサーも搭載する。
ドローンのサイズは45×39×19.5cm(アーム折りたたみ時は45×19×19.5cm)、1.53kg。搭載バッテリーにより最長10分程度の飛行が可能で、最高速度は20m/秒(上昇下降時は5m/秒)。GPSによる自動帰還機能や自機座標検知機能も備えている。
マガジンでは組み立て手順の紹介やドローン操縦の基本はもちろん、飛行規則に関する情報や無人飛行機の歴史、空撮された写真や映像なども掲載される。ちなみに最終号となる57号までの合計金額は、999円(創刊特別号)+12万8240円(2290円×56号)の12万9239円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- モノづくり総合版メルマガ 編集後記:ボードコンピュータはドローンの夢を見るか
飛ばすのって大変。だからこそ見たい。 - Maker Faire Tokyo 2014:空飛ぶクルマ「SkyDrive」は東京五輪の聖火台点火に挑めるのか
「Maker Faire Tokyo 2014」に出展したCartivatorは、開発中の空飛ぶクルマ「SkyDrive」について、5分の1スケールの開発成果を披露した。2017年までに1分の1スケールの試作機を完成させる計画。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックで聖火台への点火を行うのが夢」(Cartivator)だという。 - 「クラウド・シューティング」って知ってる?:日本の防衛を支える最新テクノロジー
IoT市場拡大の基礎となっているさまざまなセンサー技術の進歩や、それに伴って登場したウェアラブル端末などが新たな市場を切り開きつつある。こうした新しい技術やデバイスは、日本の防衛装備にも活用されており、防衛省の平成27年度概算要求にも反映されている。クラウドを活用する次世代戦闘機を筆頭に、ドローン、陸上無人機、パワードスーツなどの導入/開発を計画しているのだ。 - インテル×ダイキン 180分待ったなし:大企業病にアイデアソンが“効く”――IoT×空調で新しい価値を創造せよ
米Intelの日本法人であるインテルと空調設備大手のダイキン工業は共同で、2014年9月10日に「IoT×空調」をテーマにした“アイデアソン”を実施した。発想の柔軟さが欠けがちな大企業病にアイデアソンは“効く”のか? - 組み込み開発ニュース:指先に乗るIoT時代の超小型コンピュータ「Edison」正式発表、日本でも10月に
米Intelは2014年9月10日(米国時間)、“IoT時代の超小型コンピュータ”をうたう「Edison」を正式発表した。既に北米では出荷を開始ししており、日本でも10月に出荷を開始する予定だ。