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2020年東京五輪に向け、電気自動車の普及を目指す組織が発足電気自動車(2/2 ページ)

電気自動車普及協議会が、新たに設立する一般社団法人、電気自動車普及協会(APEV)への組織移行を発表。新会長に日本陸上競技連盟 会長の横川浩氏が就任し、2020年に開催する「東京オリンピック・パラリンピック」に向け、電気自動車の普及への取り組みを強化するという。

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東京五輪に向け電気自動車を活用した街づくりを

 新体制となるAPEVには、2014年12月18日時点で企業や自治体、個人など合計191の会員が所属しているという。また、経済産業省、国土交通省、関東運輸局がAPEVのオブザーバーを務めるとしている。

 今後のAPEVの活動ビジョンについて、APEV 代表理事の田島伸博氏は「会員の自発的かつ積極的な活動の推進に加え、官公庁や自治体など他団体との協力を強化していく。また、日本だけでなく海外も含めた一般ユーザーに対して電気自動車の価値を普及していきたい。2020年の東京オリンピックに向けて、電気自動車を活用した街づくりの提案も行っていく」と説明した。

電気自動車普及協会の活動内容(クリックで拡大)出典:電気自動車普及協会

 具体的な取り組みとしては、委員会活動の他、電気自動車の普及に向けた政策提言、2015年開催の「東京モーターショー」での「国際学生EV超小型モビリティデザインコンテスト」の表彰などが挙げられた。また、海外のAPEV的な組織との連携なども行っていくという。田島氏は「APEVでは、電気自動車という定義のなかに燃料電池車、プラグインハイブリッド車、コンバージョンEVなども含めいる。これら全ての車種の普及活動に取り組んでいく」と語った。

会場ではNTNの「Q’moII」(左)、ナノオプトニクス・エナジーの「UNIMO」(中央)、テスラモーターズの「モデルS」(右)などの電気自動車、電動モビリティが展示された(クリックで拡大)

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