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6人乗り新型ハイブリッド車は「i-DCD」搭載? アニメっぽい「N-BOX SLASH」も:東京オートサロン2015
ホンダは、「東京オートサロン2015 with NAPAC」において、市販予定の6人乗り新型ハイブリッド車や、アニメや漫画とのコラボレーションを意識したカスタムカーを展示すると発表した。
ホンダは2014年12月19日、カスタムカーの展示会「東京オートサロン2015 with NAPAC」(2015年1月9〜11日、幕張メッセ)において、市販予定の6人乗り新型ハイブリッド車や、アニメや漫画とのコラボレーションを意識したカスタムカーを展示すると発表した
6人乗り新型ハイブリッド車は、「スポーティーな低全高スタイルと上質かつゆとりの室内空間を両立した」としている。ホンダは、モーターを1〜3個用いるハイブリッドシステムを展開しているが、6人という乗車定員と車室内の広さを確保するには、モーターを1個用いる「SPORT HYBRID i-DCD」を採用しているとみられる。展示車は、東京オートサロンに合わせて個性的なカスタマイズを施すという。
この他、2014年12月22日発売予定の軽自動車「N-BOX SLASH」をベースに、アニメ・SF・ゲームなどで描かれる近未来世界のイメージを表現したコンセプトモデル「CYBER CONCEPT N-BOX SLASH Code:89」や、「N-ONE リラックスCONCEPT」を出展する。二輪車でも、SFアクション漫画「シドニアの騎士」とのコラボレーションにより、原作の世界観を想起させるカラーリングをまとった大型二輪車「NM4-02」のコンセプトモデル「シドニアの騎士 継衛バージョン」を披露する予定だ。
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