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トヨタが駐車時の自動ブレーキを誤操作以外でも実現、超音波センサーを大幅改良安全システム(3/3 ページ)

トヨタ自動車は、駐車を行う際に用いる運転支援システムの機能を強化し、2015年に発売する新型車に搭載すると発表した。従来はペダルの踏み間違いといった明らかな誤操作の際に行っていた自動ブレーキを超音波センサーを増設/改良するなどして、駐車のための低速移動の間はいつでも利用できるようにした。

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「パノラミックビューモニター」は「シースルービュー」を追加

 パノラミックビューモニターは、車両の前後と左右のサイドミラーに搭載した4個の車載カメラからの映像を合成処理することで、上空から車両を見下ろすような映像で車両周辺状況を確認できる機能だ。一般的にはサラウンドビューなどと呼ばれている。

 今回の機能強化では、ドライバーから車体を透かして車両の外側を見ているかのような映像を表示する新機能「シースルービュー」が追加された。従来の上空から車両を見下ろすような映像の「ムービングビュー」と画面内のスイッチ操作で切り替えて使用する。シースルービューは、ムービングビューと比較して、障害物を大きく見やすい映像として表示できるという。

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「パノラミックビューモニター」は新機能「シースルービュー」が追加された(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
車両の周囲に子どもが近づいていたり、障害物があったりするが(左)、運転席からは死角になっていて全く見えない(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
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「パノラミックビューモニター」の「シースルービュー」(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

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