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マツダの小型SUV「CX-3」は国内から投入、発売は2015年春:もちろんクリーンディーゼル搭載
マツダは「ロサンゼルスオートショー2014」において、新開発の小型クロスオーバーSUV「CX-3」を初公開した。2015年春の国内市場での発売を皮切りにグローバル展開する方針である。
マツダは2014年11月19日、「ロサンゼルスオートショー2014」(一般公開日:2014年11月21〜30日)において、新開発の小型クロスオーバーSUV「CX-3」を初公開した。2015年春の国内市場での発売を皮切りにグローバル展開する方針である。
CX-3は、新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した、同社の新世代商品第5弾となる。
パワートレインには、排気量1.5l(リットル)のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」と排気量2.0lの直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を市場ごとに適切なラインアップで展開する。加えて、新世代の四輪駆動システムも採用するという。これまでの新世代商品と同様に、車載情報機器「Mazda Connect(マツダ コネクト)」や、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」なども搭載する。
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