マツダが小型SUV「CX-3」を初公開へ、「ロードスター」のエンジンも決定:ロサンゼルスオートショー2014
マツダは、「ロサンゼルスオートショー2014」において、新開発の小型SUV「CX-3」を初公開すると発表した。「Mazda MX-5(日本名:マツダロードスター)」のエンジンについても、「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 2.0」を市場に合わせて採用することを決めた。
マツダは2014年10月28日、「ロサンゼルスオートショー2014」(一般公開日:2014年11月21〜30日)において、新開発の小型SUV「CX-3」を初公開すると発表した。
CX-3は、新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した、同社の新世代商品第5弾となる。CX-3のデザインについては、「洗練された美しいデザインを追求する中で、魂動のDNAである生命感の表現を、よりシャープでスピード感を高めた造形へと進化させた」(マツダ)としている。
マツダのSUVといえば、欧州の車両サイズ規格でCセグメントに当たる「CX-5」と、Eセグメントの「CX-9」がある。CX-3は、Bセグメント〜Cセグメント前半のサイズになるとみられる。
同ショーでは、「Mazda MX-5(日本名:マツダロードスター)」が北米モーターショーで初めて披露される。これまで搭載するエンジンの情報は発表されていなかったが、FR車向けに縦置きにして専用チューニングを施した排気量1.5l(リットル)のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」と同2.0lの「SKYACTIV-G 2.0」を、市場に合わせて採用するという。北米ではSKYACTIV-G 2.0を搭載することになる。
さらに「Mazda6(日本名:アテンザ)」とCX-5の改良モデルも初公開する。
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