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日立造船が子会社2社を合併、製品メニュー増による顧客拡大を図る:FAニュース
ニチゾウテックを存続会社、エイチイーシーエンジニアリングを消滅会社とする吸収合併を2014年10月1日付で実施する。
日立造船は2014年7月9日、100%子会社であるニチゾウテック(NTI)とエイチイーシーエンジニアリング(HECE)を10月1日付で経営統合すると発表した。NTIを存続会社としてHECEを消滅会社とする吸収合併になる。
NTIは各種構造物のコンサルティング業務、各種プラント設備のエンジニアリング業務に加え、メンテナンス業務に強みがある。一方、HECEは化学プラントを中心とした産業用機械や原子力関連設備などを一括管理するエンジニアリング事業を得意とする。
両社の合併で相互補完し、製品メニューの増加による顧客の拡大を図るほか、有資格者や技術者などの経営資源をより有効活用できるようにする狙いがある。
両社の現在の売上高を合算すると約170億円。2017年3月期には230億円を目指すとしている。
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