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アズビル、国内プラントの安定操業のための高機能発信器を発売:FAニュース
従来製品と比べ、約3倍の100ms以下の高速応答で、ガスタービン向けの圧力計測にも使用可能。計測機能の長期安定性にも優れ、メンテナンス周期を延長できる。
アズビルは2014年7月1日、国内プラントの安定操業のための高機能発信器「AT9000 SuperAce(スーパーエース)」を発売した。
SuperAceは、日本独自の設置・配線方法や高圧ガス保安法に対応し、診断機能を持つ「Ace+(エースプラス)」の後継機種。気体、液体、蒸気の流量、圧力、液位などの測定が可能で、測定差圧に対応した4〜20mA DCのアナログ信号を出力する。また、CommStaffやHARTコミュニケータとの双方向通信が可能で、自己診断、レンジ設定、自動ゼロ調整などが簡単にできる。
最大の特長は、Ace+の約3倍となる100ms以下の高速応答。Ace+の応答速度では困難だったガスタービン向けの圧力計測にも使用できるようになった。
さらに、ゼロ点シフトはAce+の10倍となる0.1%/10年で、計測機器としての長期安定性にも優れている。これによりメンテナンス周期の延長ができ、設備やプラントの安定稼働が可能。設置後の校正作業を削減でき、コストダウンにもつながる。また、外形寸法や設置方法はAce+と変更がなく、既設の更新時に追加の設置作業やコストも不要となっている。
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