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富士通の製造業向け生産管理ERP「GLOVIA G2」がクラウドサービスに対応:製造ITニュース
FUJITSU Enterprise Application GLOVIA G2がニフティクラウドに対応。ニフティクラウドのリソース管理機能を利用して、サーバの増強・縮退・バックアップなど、使用リソースをWebベースでコントロールできる。
富士通は2014年7月15日、組立製造業向け生産管理ERP「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA G2」(GLOVIA G2)をクラウドサービスに対応させて提供開始したと発表した。
同サービスは「ニフティクラウド」に対応し、ニフティクラウドのリソース管理機能を利用して、サーバの増強・縮退・バックアップなど、使用リソースをWebベースでコントロールすることもできるようになった。
仮想サーバ上では、個別にシングルテナント環境を構築可能。また生産管理業務に合わせて必要項目だけを表示させるなど、ブラウザ上の業務画面も個別にカスタマイズできる。
既存のオンプレミス環境の各種業務システムとの連携にも対応。クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド環境も構築できるという。
販売価格はGLOVIA G2が、1クライアントライセンス、1サーバライセンスで120万円より。日本での最小販売単位は10クライアントライセンスから。ニフティクラウドの利用料は、サーバタイプがmedium16、Disk200、300GB×2式で月額15万6000円から(共に税込)。2017年度までに売上10億円を目標にしている。
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