充電インフラの整備には「BMW i8」みたいなカッコいい電気自動車が必要!:今井優杏のエコカー☆進化論(11)(4/4 ページ)
米国の西海岸で開催されたBMWのプラグインハイブリッド車「i8」の国際試乗会に参加した筆者。i8のスポーツカーとしてのデザイン性や性能以外に実感したこととは?
あの質問を「i8」のデザインチーフに聞いてみた!
そうそう、本題から外れますが、国際試乗会では普段、日本での新車発表の際などには来日することのない本国の技術責任者やデザイナーに会えるのも大きな歓びの1つです。
今回は幸いにもデザインチーフであるBenoit Jacob(ブノワ・ヤコブ)氏とランチをご一緒することができました。いろいろなお話をしましたが、個人的にどうしても、ど〜しても聞きたかったことに回答を得たことを、ここで話ておかなければいけません。
それは前回、当連載のi8の記事でも書かせていただいた「i8のテールランプ形状が洗車しにくそう……」という素朴なギモンについて(笑)。
や、待って引かないで! だって洗車ってカーライフですごく大事なコトでしょう?
実はここにもさすがBMW! なお答えをいただいたのです。
このリヤエンドのランプ周りのデザインは、ヤコブ氏が強いこだわりをもって制作したそうです。幾つもテストパーツを作り、洗車機で細部まで洗えるかどうか、きちんとテストを重ねたんだとか。
「だから洗車機に入っても全く問題はありませんよ!」と笑って答えてくれたヤコブ氏に、「いや、でもこんな高いクルマ、洗車機に入れる人なんていないと思うんですけど、手洗いは面倒ですよね」と質問したら、「え、日本人って手でクルマ洗うの? ドイツはどんな高級車だってブ〜ンと洗車機で洗ってハイお終い! なんだけどな」とビックリされてしまいました。
意外なところで国民性論争に発展してしまいましたが、そんなわけでメンテナンス性も高いi8、公式に洗車機OKだそうです。日本上陸の折に、実際に洗車機に入るi8が見られるかどうかも含めて、導入が本当に楽しみですね!
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