特集
君はボッシュの次世代ワイパーを見たか!? ゆるキャラあざらしくんも出没:人とくるまのテクノロジー展2014 フォトギャラリー(3/4 ページ)
2014年5月21〜23日の3日間、自動車技術の展示会「人とくるまのテクノロジー展2014」が開催された。本稿では、速報で紹介しきれなかったものを含む興味深い展示をピックアップし、フォトギャラリー形式で紹介する。
欧州で採用される排気ガス計測手法「RDE」
AVLジャパンが展示した「M.O.V.E. iS」。欧州で2017年から導入される排気ガス規制「Euro6c」では、実車両を走行させて排気ガスを計測するRDE(Real Driving Emission)が採用される見込みで、M.O.V.E. iSはそれに対応した計測ハードウェアだ。計測データを管理するツール「Concerto PEMS」と併せて、2014年7月に販売を始める(クリックで拡大)
東京貿易テクノシステムは、非接触型の検査装置などの展示を行った。写真は「非接触ホイール挙動検査装置」で、ホイールに負荷を掛けることなく、本来の動きを正確に測定することができるという。フェンダー上に貼られたターゲットシールをカメラに認識させることで測定中にセンサー位置を常に補正する「ダイナミックリファレンス機能」により、センサーの精密な固定が不要となり外部振動の影響も排除することができる(クリックで拡大)
東レは、自動車の軽量化に大きく貢献するということで近年注目を集めている炭素繊維強化樹脂(CFRP)を使用した車両構造部品をコンセプトモデルとして披露した。展示されたボンネットはGeneral Motorsの「シボレー・コルベット スティングレイ」に、トランクリッドはDaimlerの「メルセデス・ベンツ SL AMG」に実際に採用されているものだ(クリックで拡大)
日本バイナリーが展示した、米国企業MakerBotの3Dプリンタ「MakerBot Replicator 5th Generation」(左)とその造形物。オンボードカメラが搭載されており、専用アプリケーションをインストールしたスマートフォンやタブレット端末から、造形物の作成状況の監視や制御を行うことができる。造形サイズは252×199×150mmまでで、積層ピッチは100μmとなっている(クリックで拡大)
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