ニュース
ハーティング、産業用イーサネットスイッチの新シリーズを発売:FAニュース
全ポート最大1Gbpsのデータ伝送速度に対応するフルギガビットモデルをそろえた。RJ45ポートをベースにした光ポート付バージョンも提供する。
ハーティングは2014年5月7日、アンマネージド・イーサネットスイッチ「新Ha-VIS eCon 2000/3000シリーズ」の販売を開始したと発表した。
新Ha-VIS eCon 2000/3000シリーズは、ギガビットの高速通信に対応が可能。全ポート最大1Gbpsのデータ伝送速度に対応するフルギガビットモデルをそろえ、RJ45ポートをベースに光ポート付バージョンも提供する。DINレール取付用のコンパクト設計で、形状はHa-VIS eCon 2000のフラット型とHa-VIS eCon 3000のスリム型の2種類がある。
また、筐体は堅牢なメタル製で、使用温度範囲は0℃〜+55℃と−40℃〜+70℃の2モデルがある。さらに、1ポートからデータと最大34.2Wの電源を供給できるPoE+(Power over Ethernet Plus)機能も備えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- いまさら聞けない EtherCAT入門
産業用オープンネットワーク「EtherCAT(イーサキャット)」をご存じだろうか。工場などの産業用オートメーションにおいて、フィールドネットワークのオープン化が進む中、なぜEtherCATの存在感が増しているのか。誕生背景やメカニズム、活用シーンなどを詳しく解説し、その秘密に迫る。 - いまさら聞けないFL-net入門
オープンPLCネットワークの「FL-net(エフ・エル・ネット)」をご存じでしょうか。工場のさらなる高度化が進む中、工場ネットワークのオープン化は加速しています。その中でPLCの相互互換性を確保するオープンPLCネットワーク(OPCN)にも注目が集まっています。OPCNを実現する「FL-net」の誕生背景やメカニズム、活用シーンなどを解説します。 - ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?【前編】
「インダストリー4.0(Industrie 4.0)」という言葉をご存じだろうか? 「インダストリー4.0」は、ドイツ政府が産官学の総力を結集しモノづくりの高度化を目指す戦略的プロジェクトだ。インダストリー4.0とは何なのか。同プロジェクトに参画するドイツBeckhoff Automationグループに所属する筆者が解説する。