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生産活動データ共有による工場安全強化システムを共同開発――スマートインサイト製造ITニュース

スマートインサイトのデータ統合可視化ツール「SMART/InSight G2 Open」を使って、旭化成エンジニアリングが構築してきた工場の安全・安定・安心運営を図る仕組みをシステム化。販売・導入支援を進めていく。

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 スマートインサイトは2014年3月18日、旭化成エンジニアリングとソリューションパートナー契約を結び、同社が推進してきた工場の安全・安定・安心運営を図る仕組み「FPM(Factory Performance Management)」を商品化して、拡販していくと発表した。

 FPMとは、生産管理システムや保全管理システムを発展させた概念。生産情報だけでなく、保安防災・労働安全・法規制などの生産活動に関連する工場内のさまざまな情報を収集・計算・表示して情報共有を進めることで、工場の安全・安定・安心運営を目指していく。

FPM概念
FPMの概念図

 今回の契約によって、スマートインサイトのデータ統合可視化ツール「SMART/InSight G2 Open」を使って、旭化成エンジニアリングが構築してきたFPMの仕組みをシステム化。旭化成エンジニアリングはスマートインサイトのパートナーとして、同システムの販売・導入支援に当たる。

FPMシステム構成図
FPMシステム構成図

 両社は合わせて、TPM(Total Productive Maintenance)活動の基礎となるロスツリー作成に同システムを利用した実証事例を紹介。現場での各種報告書からロスした量・金額を計算、ロスツリーからロスの主要因分析を実行できるようになり、従来集計にかっていた時間と手間を削減できたと説明している。

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