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「マクラーレンP1」がニュル周回で7分切りに成功、「918スパイダー」に並ぶ:最速記録を達成か!?
Mclaren Automotiveは、同社の最新スーパーカー「McLaren P1(マクラーレンP1)」が、ドイツのニュルブルクリンク北コースの周回記録で7分を切ったと発表した。その際の走行映像も公開されている。
Mclaren Automotiveは2013年12月6日(欧州時間)、同社の最新スーパーカー「McLaren P1(マクラーレンP1)」(関連記事:世界最高のスーパーカー「McLaren P1」は最強のプラグインハイブリッド車だった)が、ドイツのニュルブルクリンク北コース(Nurburgring Nordschleife)の周回記録で7分を切ったと発表した。その際の走行映像も公開されている。
同社は、マクラーレンP1を開発する上で、公道とサーキットの両方で世界最高の走行性を発揮することを目標としていた。開発目標の中でも、最も厳しく、かつ最後まで残っていたのが、ニュルブルクリンク北コースの周回記録で7分を切るというものだった。そのためには、全周20.8kmでコーナー数が150、高低差が300mあるレーシングコースを平均時速178km以上で走る必要があるという。
今回の発表では、正確な周回記録は公表されていない。しかし、2013年9月にPorscheの「918スパイダー」がたたき出した最速の周回記録である6分57秒とほぼ変わらないレベルだったとみられる。
「マクラーレンP1」がニュルブルクリンク北コースを走行する様子。肝心のゴールシーン(3分30秒〜3分40秒あたり)は見られないようになっているため周回記録は分からないが、ドライバーはサムアップ!(クリックすると再生) 出典:Mclaren Automotive
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