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三菱電機、熊本に液晶事業の新「技術管理棟」建設製造マネジメントニュース

三菱電機は、産業用・車載用液晶モジュールの新技術・新製品開発を目的に、熊本県内の生産拠点に隣接し、新たな「技術管理棟」を建設する。

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 三菱電機は、産業用・車載用液晶モジュールの需要に対応し、新技術・新製品開発の加速や、業務効率化を図るため、熊本県菊池市に新たな「技術管理棟」を建設する。

 同社では、子会社であるメルコ・ディスプレイ・テクノロジーで中小型液晶ディスプレイの設計・開発を行っている。新たに建設する技術管理棟は、メルコ・ディスプレイ・テクノロジーの生産拠点である泗水工場(熊本県菊池市)の隣接地に立地。開発・設計部門である液晶事業統括部を熊本県合志市から移転して拠点を集約することで、新技術・新製品開発のスピードを上げるとともに、業務効率化を実現する狙いだ。

技術管理棟イメージ図
新たに建設する技術管理棟のイメージ図

 新たに建設する技術管理棟の建築面積は約2000m2で、延べ床面積は4000m2。2014年3月に着工し、2015年1月から順次稼働を開始する。投資総額は約10億円で、製品設計、応用技術開発、品質保証、生産計画などの部門が入居する予定だという。

 製造業の国内投資はまだまだ慎重な見方が多く内部留保の行方が注目されている(関連記事:アベノミクス効果顕在化も、製造業は投資抑制傾向続く――2013年4〜6月期)が、アベノミクス効果もあり、徐々に国内へ再投資する動きも増え始めてきた。

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