ニュース
台風26号接近でITS世界会議は16日午前が開催中止に:ITS世界会議東京2013
東京ビッグサイトで開催中のITS(高度道路交通システム)技術の国際会議「第20回ITS世界会議東京2013」は、台風26号の接近に伴い、10月16日午前中は全てのイベントを中止する。
東京ビッグサイトで開催中のITS(高度道路交通システム)技術の国際会議「第20回ITS世界会議東京2013」(2013年10月14〜18日)は、台風26号の接近に伴い、10月16日午前中は全てのイベントを中止する。同会議の日本組織委員会事務局が発表した。
同会議は、東京ビッグサイト会議棟の「会議セッション」、同西1・2ホールの「展示会」、駐車スペースでデモを行う「ショーケース」、安全システムなどを体験できる「“自動運転に向けて”デモ」、東京近郊でITS技術を体験する「テクニカルビジット」に分かれている。
台風26号の接近に伴う首都圏の荒天と、会場周辺の公共交通への影響を考慮して、16日午前(9〜13時)は、会議セッション、展示会、ショーケース、テクニカルビジットを中止にする。“自動運転に向けて”デモのみ、16日終日中止。
なお、公開トークセッションとして予定していた、11〜12時の「超小型モビリティと情報通信との融合がもたらす新たな生活支援」は中止に。12時45分〜13時45分の「ITSビッグデータ」は、16日朝の天候を確認の上、8時30分に実施もしくは中止の判断を行うという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- トヨタの自動運転はプラチナバンドの車車間通信を活用、2010年代半ばに商品化
トヨタ自動車は、自動運転技術の1つとして、高速道路や自動車専用道路向けの次世代高度運転支援システム「オートメイテッド ハイウェイ ドライビング アシスト(AHDA)」を開発した。2010年代半ばを目標に商品化する予定。AHDAの説明映像も公開されている。 - ホンダが協調型自動運転技術を世界初公開、デンソーはEVの自動充電システム
ホンダとデンソーが「第20回ITS世界会議東京」の出展概要を発表。ホンダは、「協調型自動運転技術」を用いたデモ走行を初公開する。デンソーも、電気自動車(EV)を自動で移動させて充電も行う「スマートチャージング」のデモを披露する。 - 2020年東京五輪で導入目指す自動運転技術を公開、ITS世界会議は一般参加無料
2013年10月14〜18日に東京都内で開催される「第20回ITS世界会議東京2013」は、これまでの専門家会議とは異なり、一般参加を広く募る市民参加の国際会議となっている。2020年東京オリンピックでの導入を目指す、自動運転や交通ビッグデータといった先進ITS技術をいち早く確認できるイベントになりそうだ。