蓄電・発電機器:
水素を30%混焼可能な国内初の大型ガスエンジン、川崎重工が運用を開始
川崎重工が開発を進めていた、水素を30%混焼できる大型ガスエンジン発電設備が稼働を開始した。(2024/11/15)
太陽光:
積雪を考慮して30分単位で発電量を予測、ウェザーニューズが太陽光発電向けに
ウェザーニューズが太陽光発電の発電量予測サービスをアップデート。積雪による発電量の低下を考慮した、30分ごとの予測データの提供を開始した。(2024/11/13)
第96〜98回「調達価格等算定委員会」:
地熱・中小水力発電のコスト動向と低減策――バイオマスは50kW以上をFIPへ
地熱発電・中小水力発電・バイオマス発電の今後はどうなるのか? 「調達価格等算定委員会」の第96〜98回会合で行われた業界団体へのヒヤリングや、2026年度以降の調達価格などの検討状況についてまとめた。(2024/11/12)
材料技術:
景観を損なわない5G基地局の実証に成功、太陽光発電ガラスで再エネも活用
NECとAGCは、建材一体型太陽光発電ガラスとガラスアンテナを組み合わせた「景観配慮型サステナブル基地局」の実証実験を行い、通信が可能なことを確認した。(2024/11/12)
ソーラーシェアリング入門(68):
ソーラーシェアリングの最新統計が公開、データから分かる近年の傾向と課題とは?
営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)について解説する本連載。今回は農林水産省が公開した、令和4年度末(2023年3月末)時点までの統計データを読み解きます。(2024/11/11)
「建築物エネルギー消費性能基準等小委員会」(第20回2省合同会議):
2030年に新築住宅の6割に太陽光発電を導入へ トップランナー基準の目標が具体化
住宅へのさらなる太陽光発電の導入拡大に向けて、国は住宅の省エネ性能の指標となる「トップランナー制度」に、太陽光発電の導入目標を組み入れる計画だ。このほど、その具体的な目標値案が公表された。(2024/11/8)
「太陽光発電設備リサイクル制度小委員会」(第2〜4回):
太陽光発電設備のリサイクル義務化へ――制度設計の最新検討状況
国内で大量導入が進んだ太陽光発電。将来発生する廃棄設備のリユース・リサイクルの仕組み作りが喫緊の課題となっている。本稿ではその制度設計を目的に設置された「太陽光発電設備リサイクル制度小委員会」の第2〜4回で検討された内容についてまとめた。(2024/11/7)
太陽光:
インバランス料金の負担プランも、BIPROGYが太陽光発電の発電予測サービス
BIPROGY(旧日本ユニシス)は、太陽光発電の余剰量を予測する予測サービスをリニューアルし、発電量全量の予測も可能とした「太陽光発電量・余剰量予測サービス」として提供を開始する。(2024/10/31)
フレキソエレクトリック効果を観測:
電流を流して金属を「ひずませる」 新たな振動センサーへの応用も
大阪大学の研究グループは名古屋大学と共同で、電気伝導性材料の「トポロジカル半金属」において、「フレキソエレクトリック効果」を観測した。新しい振動発電や振動センサーの材料として期待される。(2024/10/31)
蓄電・発電機器:
超高層ビル屋上に垂直軸型の風力発電、三井不動産のビルで実証
大成建設、風力発電ベンチャーのチャレナジー、三井不動産は、超高層ビル屋上においては国内初となる垂直軸型サボニウス式風車の発電実証に取り組むと発表した。(2024/10/30)
スピンメモリや発電デバイスに応用:
二次元層状磁石、圧力印加で磁気特性が飛躍的に向上
九州大学は、二次元層状磁石に圧力を加えることで、垂直磁気異方性が飛躍的に向上することを実証した。スピンメモリや発電デバイスなどへの応用が期待される。(2024/10/31)
TO-247PLUS-4-HCCパッケージ採用:
CoolSiCショットキーダイオード2000Vを発表
インフィニオン テクノロジーズは、耐圧2000Vの「CoolSiCショットキーダイオード2000V G5」を発表した。太陽光発電やEV充電など、DCリンク電圧が高い用途に向ける。(2024/10/29)
ソーラー充電パネル付きワイヤレスイヤフォン発売 2480円
ハックは、10月25日に「ソーラー充電パネル付き ワイヤレスイヤフォン」を発売。専用ケースにソーラー発電パネルを搭載し、太陽光で蓄電できる。USB充電も可能で、参考価格は2480円(税込み)。(2024/10/25)
2024年第3回「発電コスト検証WG」:
次期エネルギー基本計画でも注目の論点に 原子力発電所の新設コストの検証がスタート
次期エネルギー基本計画の策定に向けて、各種電源の将来のコストを検証を目的に設置された「発電コスト検証ワーキンググループ」。今回は直近の会合で行われた、2040年を想定した原子力発電所の新設コストの検証状況をお伝えする。(2024/10/24)
CEATEC 2024:
核融合発電でも活躍する超電導の力をアピール、フジクラの高温超電導線材
フジクラは、「CEATEC 2024」に出展し、核融合発電にも利用可能な高温超電導線材における技術力をアピールした。(2024/10/24)
2024年第3回「発電コスト検証WG」:
2040年の火力発電のコスト検証を開始 CO2分離回収や水素混焼の普及も視野に
次期エネルギー基本計画の策定に向けて、各種電源の将来のコストを検証を目的に設置された「発電コスト検証ワーキンググループ」。今回は直近の会合で行われた、2040年を想定した火力発電のコスト検証の状況をお伝えする。(2024/10/23)
施工:
洋上風力発電の大規模化に対応、約40億円で海底ケーブル埋設機を調達 東洋建設
東洋建設は、英国SOIL MACHINE DYNAMICSの海底ケーブル埋設機の調達を決定した。調達費用は約40億円。国内の過酷な自然条件に適応するケーブル施工技術の確立と施工の低コスト化を目指す。(2024/10/22)
リサイクルニュース:
AGC Glass Europeが太陽光発電パネルカバーガラスのリサイクル会社と協業
AGC Glass Europeは、太陽光発電パネルのリサイクル技術を開発/保有するフランスのROSIと、太陽光発電パネルカバーガラスの資源循環促進に向けた戦略的パートナーシップを締結した。(2024/10/23)
Amazonも次世代原子力発電所(SMR)開発に投資 MicrosoftとGoogleに続き
Amazonは、次世代型原子力発電小型モジュール炉(SMR)の開発や建設を支援するため米2社と契約したと発表。原発の近くに新データセンターを建設する契約を3月に結んだことも発表した。(2024/10/17)
核融合発電 基本のキ(2):
実際の核融合炉と発電の仕組み
自然科学研究機構 核融合科学研究所 教授の高畑一也氏が、核融合発電の基礎知識について解説する本連載。第2回では、核融合炉/発電の基本的な仕組み、核融合炉に使われる主要装置について解説します。(2024/10/17)
第1回「金属盗対策に関する検討会」:
多発する太陽光発電所のケーブル盗難に対応、金属スクラップ買取の規制改革を検討へ
昨今、国内の太陽光発電所で多発しているケーブル盗難被害。警察庁では新たに「金属盗対策に関する検討会」を設置し、盗品の流通防止や、犯行に使用される道具に関する法規制の在り方も含めた、金属盗対策の検討を開始した。(2024/10/16)
太陽光:
稼働から30年の太陽光発電所をリパワリングで再生、山梨県とヒラソル・エナジー
山梨県に設置された、稼働から30年を経過した太陽光発電のリパワリングが完了。必要最小限の設備更新により、設置から50年以上の稼働を目指すという。(2024/10/15)
自然エネルギー:
最短10営業日で太陽光・風力の発電予測を提供、CTCが新サービス
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が最短10営業日で風力・太陽光発電所の発電量を予測する新サービスを発表した。(2024/10/9)
工場ニュース:
再生可能エネルギー併設型蓄電所を愛知県で建設、太陽光発電電力の蓄電も可能
サーラエナジーは、再生可能エネルギー併設型蓄電所「サーラ東三河蓄電所」の建設を愛知県豊橋市で2024年11月から開始する。(2024/10/8)
船も「CASE」:
ヤンマーがゼロエミッション船向け水素エンジンの陸上実証に成功、定格出力500kW
ヤンマーパワーテクノロジーは、日本財団の「ゼロエミッション船の実証実験にかかる技術開発助成プログラム」において、内航船舶向け「発電用パイロット着火式水素4ストローク高速エンジン」の陸上実証試験を進め、定格出力約500kWでの運転に成功した。(2024/10/7)
大手商社、アンモニア供給網整備に本腰 発電用燃料で需要増 国も補助金で後押し
商社各社は天然ガス取引などで培った調達ノウハウを生かして新燃料の供給体制を構築する。(2024/10/4)
太陽光:
透明な発電ガラスをサンプル出荷――NTTアドバンステクノロジとinQs
NTTアドバンステクノロジとinQsが透明な発電ガラスのサンプル出荷へ。従来のモデルより発電性能を品質を高めた新モデルだという。(2024/10/3)
第26回「洋上風力促進WG」:
洋上風力発電の事業リスクを軽減、インフレ等に対応する価格調整スキームを導入へ
今後さらなる普及が期待される洋上風力発電だが、急速なインフレなど、市場環境の変化による事業撤退などが懸念されている。資源エネルギー庁ではこうした事業撤退の軽減や、事業者の予見性向上を目的とした制度変更の検討を開始した。(2024/10/1)
材料技術:
透明発電ガラスの発電性能向上に成功、新バージョンのサンプル提供を開始
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、inQsとの共同研究開発で、透明発電ガラス(SQPVガラス)の発電性能と品質を向上させることに成功した。(2024/10/1)
狙われる送電ケーブル 金属盗多発で警察庁が有識者会議設置、法規制強化など検討
関東を中心に、太陽光発電設備の送電ケーブルなどの金属製品を狙った窃盗被害が多発していることを受けて、警察庁は9月30日、行政法、刑法の専門家や金属買い取りの業界団体で作る有識者会議の初会合を開いた。(2024/9/30)
エネルギー管理:
ビルの蓄熱槽を活用して再エネ自家消費率を100%に、読売新聞と東京電力がPPA契約
読売新聞と東京電力がPPA契約を締結。読売新聞本社ビルにある蓄熱槽を活用し、新設する太陽光発電の電力を無駄なく活用する。(2024/9/30)
実現すれば国内初:
動物の「うんち」で発電できるのか? 愛媛県の失敗と学び
実現すれば国内初となるチャレンジが2019年、愛媛県で行われていた。動物園の糞尿を活用したバイオガス発電・熱利用装置を動物園に導入するプロジェクトだ。結果は失敗に終わったが、その過程でさまざまな試行錯誤があった。(2024/9/30)
電力料金も上昇が続き、運用コストがかなり膨らむ:
「効率化よりも太陽光発電と風力発電への投資を優先すべき」なデータセンターの総電力消費量急増、その要因は? IDC予測
IDCは、データセンターの電力コストとテクノロジープロバイダーやデータセンター事業者への影響などについて考察したレポートを発表した。(2024/9/30)
製品動向:
工事現場の仮設ハウスに太陽光発電+蓄電池導入、やまびこが実証実験開始
やまびこと太陽建機レンタルは、静岡県の工事現場にバッテリーエネルギー貯蔵システム型の「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」を導入し、仮設ハウスへの電力供給の実証運用を開始した。(2024/9/27)
蓄電・発電機器:
風車に“サメ肌”フィルムを貼って発電効率を向上、ユーラスとニコンらが実証実験
ユーラスエナジーが運営する風力発電所の風車に、ニコンが開発した“サメ肌”をモチーフにした特殊フィルムを導入。フィルムの特殊形状がもたらす空気抵抗の低減により、発電効率の上昇が見込めるという。(2024/9/25)
太陽光:
太陽光の余剰電力をムダなく活用可能に、IHIが熱を利用する新システム
IHIが太陽光発電の余剰電力を直流のまま活用できるシステムを開発。余剰電力で蒸気を作り、熱として無駄なく活用できるという。(2024/9/25)
SMK 自立給電型コインバッテリーモジュール:
交換不要のコイン電池型モジュール、太陽光発電セルとBLE搭載
SMKは、コイン型電池「CR2032」の置き換えが可能な「自立給電型コインバッテリーモジュール」を開発した。太陽光発電を利用したエナジーハーベスティングと、Bluetooth Low Energy通信を一体化している。(2024/9/25)
エネルギー管理:
バイオマス発電所のCO2排出量を「マイナス」に、中国電力らがCCS技術を導入へ
山口県防府市のバイオマス発電所に大規模なCO2の分離回収・貯蔵システムの導入に向けた検討がスタート。実現すれば正味としてCO2排出量がマイナスになる「ネガティブエミッション」の達成が見込めるという。(2024/9/24)
Microsoft、スリーマイル島原発の電力独占購入へ AI需要対策で
Microsoftは、スリーマイル島原子力発電所を保有するConstellationと電力購入契約を結んだ。2019年に廃止された1号機を復活させ、2028年に稼働を再開する計画。1979年にメルトダウン事故を起こした2号機は復活させない。(2024/9/21)
第1回「太陽光発電設備リサイクル制度小委員会」合同会議:
太陽光発電設備の「義務的リサイクル制度」、創設に向けた検討を開始
国内で導入が広がった太陽光発電。将来、大量に発生する廃棄設備の適切なリユース・リサイクルの実現が大きな課題となっている。そこで環境省や経産省では新たな委員会を設置し、実効性のある適切なリサイクル制度の創出に向けた検討を開始した。(2024/9/20)
クイズで学ぶ! モノづくりトレンド:
【クイズ】核融合発電の必要条件、水素がプラズマ状態になる温度は何℃
MONOistの記事からクイズを出題! モノづくり業界の知識を楽しく増やしていきましょう。(2024/9/19)
産業動向:
住宅市場の急変で大和ハウスが方針転換 セミオーダー強化や体制変革で2027年度に1万棟販売
ここ数年、建設費の高騰や実質賃金の低下などを理由に、消費者の住宅購入意欲が低下している。大和ハウス工業はこうした背景を受け、戸建住宅事業の方針転換を図る。3階建て以上の高額商品や海外注力から、国内での分譲住宅の体制強化とセミオーダーや規格といったコストを抑えた注文住宅にシフトチェンジし、2027年度に年間販売棟数で1万棟を目指す。2024年問題や東京都の太陽光発電設置の義務化などの課題に対しても、これからの住宅市場に適合した組織づくりで対応していく。(2024/9/18)
交換不要なコイン型電池、SMKが開発 太陽光発電・ワイヤレス給電に対応
電子部品メーカのSMKは、太陽光発電などで給電でき、電池交換が不要なバッテリーモジュールを開発した。コイン型電池(CR2032)と同じサイズに抑えた。(2024/9/17)
日刊MONOist火曜版 編集後記:
“地上の太陽”核融合発電は脱炭素問題の切り札となるか
これからが本当に楽しみです。(2024/9/17)
AIカメラ×独立電源で高度かつ導入しやすい防犯システムを実現:
PR:急増する太陽光発電の盗難被害 ファーウェイが提案する配線不要の監視ソリューションとは?
年々深刻さを増す、太陽光発電所の銅線ケーブル盗難。その対策にファーウェイが動き出した。太陽光発電と蓄電池による自立給電と無線通信、最新鋭のAIカメラを組み合わせた注目のソリューションだ。(2024/9/12)
オンセミ F5BP-PIM:
電力密度/効率を向上させたESS向けパワーモジュール
オンセミは、太陽光発電やエネルギー貯蔵システム向けに、SiおよびSiC(炭化ケイ素)パワーモジュール「F5BP-PIM」シリーズを発表した。占有面積当たりの電力密度が向上し、ソーラーインバーターのシステム合計電力が最大350kWとなった。(2024/9/13)
量子コンピュータ:
量子コンピュータで仮想発電所の需給調整最適化に挑む
グリッドと電気通信大学の共同提案「仮想発電所受給調整におけるリスクヘッジ型量子古典確率最適化手法の開発」が、新エネルギー・産業技術総合研究所(NEDO)のプロジェクトに採択された。(2024/9/12)
第46回「省エネルギー小委員会」:
屋根置き太陽光の「設置余地」 省エネ法の対象事業者が定期報告へ
省エネ法の対象事業者に義務付けられている定期報告制度。資源エネルギー庁では、この定期報告の項目に、屋根置き型太陽光発電の設置余地などの内容を盛り込む方針だ。(2024/9/12)
核融合発電 基本のキ(1):
核融合発電とは? 優位性や安全性などの基礎を解説
自然科学研究機構 核融合科学研究所 教授の高畑一也氏が、核融合発電の基礎知識について解説する本連載。第1回では、地上で実現する核融合反応とはどのようなものか、核融合発電の優位性と安全性、実現に必要な物理的条件、どうして核融合発電が必要なのかについて紹介します。(2024/9/11)
脱炭素:
火力発電向け液体アンモニア用ポンプ性能試験に成功
日機装は、モーター容量が132kWの液体アンモニア用ポンプで、液体アンモニアと液温が近い液化石油ガス(LPG)を送液するLPG性能試験に成功した。(2024/9/11)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。