製造業の86.4%が廃番部品で困った経験、3Dプリンタなどによる再製作の認知は3割:3Dプリンタニュース
桑原冷熱は、製造業の設備や部品の調達/保守に関わる担当者360人を対象に実施した「廃番・生産終了部品に関するアンケート調査」の結果を発表した。86.4%が廃番や生産終了となった部品で困った経験がある一方、3Dプリンタなどによって廃番部品を再製作できることを知っている人は30.3%にとどまった。
桑原冷熱は2026年10月20日、製造業の設備や部品の調達/保守に関わる担当者360人を対象に実施した「廃番・生産終了部品に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は同年9月15〜16日で、インターネット調査により実施した。
設備や部品が廃番/生産終了になり、困った経験があるかを尋ねたところ、「時々ある」が41.7%で最も多く、「頻繁にある」が26.7%、「まれにある」が18.1%と続いた。これらを合わせると、86.4%が困った経験があると回答した。
また、廃番や生産終了が原因で、生産停止、納期遅延、機会損失が発生したことがあるかという質問では、「発生しかけた」が34.4%で最も多く、「発生した」が33.3%、「発生していない」が32.2%と続いた。「発生した」と「発生しかけた」を合わせると67.8%に上った。
3Dプリンタなどによる部品再製作の認知は30.3%
3Dプリンタや金型、切削加工、板金加工などによって廃番部品を再製作できることを知っているかを尋ねたところ、「名前は聞いたことがある」が38.6%で最も多く、「知らなかった」が31.1%、「知っている」が30.3%と続いた。「名前は聞いたことがある」と「知らなかった」を合わせると69.7%を占めた。
外部に部品の再製作を依頼する際に不安に感じることについては、「品質・強度が不安」が38.9%で最も多く、「コストがわからない」が38.6%、「精度が不安」が34.4%、「材料の適合性が不安」が31.1%と続いた。一方、「問題なく外部に依頼できている」は10.3%だった。
なお、「対処法」や「図面・仕様書がないことによる苦労」を含む調査結果の詳細および廃番/生産終了部品に備えて確認しておきたいポイントに関しては、「廃番・生産終了部品に関するアンケート調査」の結果レポートから確認できる。
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