SCS評価制度対応の一貫支援を可能にするサービスを展開 文書整備支援は80万円から:製造ITニュース
キヤノンITソリューションズは、「セキュリティ対策診断サービス セキュリティ対策評価制度対応版」の新メニュー「実装支援」を提供開始した。SCS評価制度への対応に向け、体制や運用の整備から対策導入までを一貫して支援する。
キヤノンITソリューションズは2026年10月16日、「セキュリティ対策診断サービス セキュリティ対策評価制度対応版」の新メニューとして「実装支援」の提供を開始した。標準メニューである「体制・計画支援」「実行・運用支援」「文書整備支援」を合わせた税別価格は、「★3(Basic)実装支援」が113万円、「★4(Standard)実装支援」が405万円だ。なお、標準メニューに含まれる文書整備支援は単体での提供も可能で、税別価格は★3向けが80万円、★4向けが240万円としている。
サプライチェーン全体を標的とするサイバー攻撃の脅威が高まる中、企業にはセキュリティ対策状況の把握に加えて継続的な改善や運用の定着が求められている。さらに、経済産業省および内閣官房国家サイバー統括室が推進する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」への対応に向け、必要なセキュリティ対策を計画的に進める体制や運用プロセスの整備が重要視されている。
SCS評価制度への対応を一貫支援
キヤノンITソリューションズが提供するセキュリティ対策診断サービス セキュリティ対策評価制度対応版は、企業のセキュリティ対策状況を評価して課題を可視化する「診断」、評価取得に向けた取り組みを整理して実行計画を策定する「実行計画策定」、対策の推進と定着を支援する実装支援のメニューで構成される。今回の実装支援の追加により、診断や実行計画策定から対策の実施および定着に至るまで、SCS評価制度への対応に向けた取り組みを一貫して支援する体制が整った。
同メニューは、診断および実行計画策定の結果を基に構築したロードマップに沿って、顧客のセキュリティ対策の推進を後押しする。評価取得に向けた体制/計画支援、実行/運用支援、文書整備支援を中心に、顧客の状況に応じたセキュリティ対策の実施と定着を支援する構えだ。また、必要に応じて対策ソリューションの導入支援や、セキュリティリテラシーの向上と定着を目的とした社内教育支援などのオプションメニューも提供し、継続的な運用の改善を支えるとしている。
3つの支援領域と柔軟なオプションメニューを展開
キヤノンITソリューションズの実装支援は、3つの主要な支援メニューで構成される。体制・計画支援では、セキュリティ対策の推進に必要な役割分担や責任体制の整理、運営体制の整備を支援し、顧客の組織に合わせた体制構築を通じて継続的な取り組みを支える基盤づくりを実現する。実行・運用支援では、対策の推進計画や進捗管理、継続的な改善活動を支える運用プロセスの整備を支援し、ロードマップに基づいた対策推進を通じてSCS評価制度への対応を後押しするという。文書整備支援では、セキュリティポリシーや各種規定、管理文書などの整理や新規作成、既存文書の見直しを通じ、運用実態との整合性を踏まえた文書整備を進める方針だ。
同メニューでは、顧客の課題や成熟度に応じたオプションメニューも提供する。自律的な対策推進に向けてセキュリティ対策ソリューション導入支援や社内教育支援を用意しており、税別価格は★3向け対策ソリューション導入支援が15万円、★4向けが54万円となる。また、社内教育支援は★3向けが22万円、★4向けが81万円に設定されている。
キヤノンITソリューションズは、SCS評価制度への対応支援を通じて顧客のセキュリティガバナンス強化と継続的な対策改善を支援していく考えだ。今後もサイバーセキュリティに関する知見やノウハウを生かし、顧客の事業継続とサプライチェーン全体のセキュリティ向上に貢献するとしている。
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