検索
ニュース

アンプ内蔵の限定反射型光電センサー、パナソニックインダストリーが新シリーズ:FAニュース

パナソニック インダストリーは、背景の影響を抑えた安定検出と高いコストパフォーマンスを両立した、アンプ内蔵の限定反射型光電センサー「EX-M160」シリーズを発売した。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 パナソニック インダストリーは2026年9月14日、独自の光学設計技術と高精度な実装技術により、背景の影響を抑えた安定検出と高いコストパフォーマンスを両立した、アンプ内蔵の限定反射型光電センサー「EX-M160」シリーズを同月から発売したと発表した。

キャプション
アンプ内蔵の限定反射型光電センサー「EX-M160」シリーズ[クリックで拡大] 出所:パナソニック インダストリー

 EX-M160シリーズは、投光軸と受光軸が交差する領域のみを検出する限定反射型の光電センサーだ。レンズと素子配置の最適化により、従来品と比較して背景物体の誤検知を抑制する。

 また、5V電源電圧に対応するFA用限定反射型センサーとして業界最長になるという16mmの検出距離を達成。狭小スペースにも柔軟に設置できる。投光パワーが同社従来品比約180%と向上しており、低反射率の検出対象や黒色樹脂のワークに対しても安定した検出能力を発揮する。

 仕様面ではDC5〜24Vの電源電圧に対応し、ヘッド形状により検出距離が異なる3機種を展開する。中心距離2.5〜8mm(中心5mm)のヘッドON(EX-M16□H)、同2〜5mm(中心3mm)のフラットON(EX-M16□F)、同6〜16mm(中心10mm)のLタイプ(長距離ヘッドON EX-M16□L)だ。1機種の中に入光時ONと非入光時ONの2出力を標準装備しており、設計工数の削減に寄与する。

キャプション
ヘッド形状により検出距離が異なる3機種を展開[クリックで拡大] 出所:パナソニック インダストリー

 接続方式はケーブルタイプのほか、市販の圧着コネクターが利用できるコネクタータイプも用意した。3機種とも3つの保護回路を標準搭載するため、配線時の故障リスクを低減し、設置や保守の工数を削減する。

 用途としては、チップトレーの端面検出、基板の有無検出、試験管ホルダーの検出、折り機の印刷物検出、コンデンサーのリード検出などを想定する。

キャプション
チップトレーの端面検出[クリックで拡大] 出所:パナソニック インダストリー

 バイオメディカル機器や半導体製造装置などの産業機器市場においては、世界的な開発、価格競争が激化するに従って、機器の小型化や短納期化、部品の低コスト化が求められている。さらに、検出センサーには限定的な設置スペース内でも誤動作を起こさずに狙ったワークを捉えられる高い性能が要求されている。同社は自社の光学技術と実装技術を応用したEX-M160シリーズを投入することで、産業機器の設計、施工、保守工程全体の効率化に貢献する。

⇒その他の「FAニュース」の記事はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る