電動プッシュメカに新モデル追加、加圧能力1kNのオープンハイト200mm:FAニュース
オリムベクスタは、手動加圧作業の自動化を推進する「電動プッシュメカ」の新ラインアップとして、加圧能力1kNのオープンハイト200mmモデルと専用制御システム「BDコントローラ スタンダードタイプ」を発表した。
オリムベクスタは2026年9月10日、手動加圧作業の自動化や省人化を推進する「電動プッシュメカ」の新ラインアップを発表した。加圧能力1kNでオープンハイト200mmのモデルを同年7月31日に、専用制御システム「BDコントローラ スタンダードタイプ」を同年9月1日に発売している。いずれもオリエンタルモーター製だ。
電動プッシュメカは、これまで1kNタイプ オープンハイト100mmと3kNタイプ オープンハイト200mmのモデルを展開してきた。コンパクト設計で、限られたスペースや卓上にも設置可能だ。電源はAC入力とDC入力に対応し、生産ラインのほか、試作や研究開発用途にも適用できる。
今回追加された、加圧能力1kNでオープンハイト200mmのモデルは、加圧能力1kN(約100kg)の操作性を保ったまま、オープンハイトを従来モデルの100mmから200mmに拡張した製品だ。高さのある加工対象物に対応し、治具や周辺設備の自由度が向上することから、圧入や組み立てなど多様な工程で活用できる。定価は52万8000円だ。
電動プッシュメカ用の「BDコントローラ スタンダードタイプ」は、タッチパネル、制御機器、安全機器、モータードライバなどを一体化した卓上サイズ(275×180mm)の制御システムだ。電源を接続するだけで稼働するため、立ち上げ工数を大幅に削減する。
動作モードを「位置」「押込」「繰返し」の3つに絞り込んだシンプル設計を採用し、各モードで最大4パターンの段取りを設定可能だ。また、圧入位置や圧入力の数値管理ができ、ロードセルなど周辺機器との連携にも対応する。定価は39万8000円となっている。
製造現場では、ハンドプレス作業での手動レバー操作に伴う作業者の身体的負担や可動部への接触リスク、熟練工の勘に頼る属人化などが課題となっている。同社は加圧位置や圧入力を数値データとして管理できる同製品を提供し、作業条件の標準化と作業の属人化解消、安全な作業環境づくりを後押しする。
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