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オリエンタルモーターの産業用ロボットに3軸直交タイプ追加、可搬重量は2.5kg:産業用ロボット
オリエンタルモーターは小型ロボット「OVR」に3軸直交ロボットを追加した。
オリエンタルモーターは2024年7月3日、小型ロボット「OVR」に3軸直交ロボットを追加したことを発表した。定価はロボット本体が65万円、MRC01-Cが10万円(いずれも税別)となっている。
電動スライダ3軸を組み立てて提供、専用コントローラーも用意
OVRはオリエンタルモーターとして初めて販売した、小型軽量の産業用ロボットだ。全軸にバッテリーレスアブソリュートセンサーを搭載した同社のモーター「αSTEP AZシリーズ」を採用しており、モーターの交換などをユーザー側で行うことができる。もともとグループ会社で販売していたが、ユーザーの自動化を一層支援するためオリエンタルモーターとしても販売を開始した。
新たにラインアップに3軸直交ロボットは、全軸にαSTEP AZシリーズ搭載の電動スライダ「EZSシリーズ」を採用し、ブラケット、ケーブルホルダを組み合わせた片持ちタイプとなっている。繰り返し位置決め精度は±0.02mmで、高精度が必要な工程の自動化にも導入可能。可搬重量は2.5kgで、可動範囲はX軸300、Y軸300、Z軸100mmだ。
従来のロボットコントローラー「MRC01」での制御のほか、専用コントローラー「MRC01-C」も用意した。プログラミングソフト「MRC Studio」はMRC01、MRC01-Cとも共通となっている。
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