CAE結果からサロゲートモデルを自動構築、予測から最適化までノーコードで:CAEニュース
エイゾスは、ノーコードAI解析プラットフォーム「Multi-Sigma」の拡張パッケージ「Multi-Sigma-Architect」を正式リリースした。CAEシミュレーションの結果からサロゲートモデルを自動構築し、設計開発の効率化を支援する。
エイゾスは2026年9月10日、ノーコードAI(人工知能)解析プラットフォーム「Multi-Sigma」の拡張パッケージ「Multi-Sigma-Architect」を、同年8月7日に正式リリースしたと発表した。
Multi-Sigma-Architectは、研究開発現場で得られる構造解析や流体解析などのCAEシミュレーションの結果をAIに学習させ、シミュレーションを代替するAIモデル(サロゲートモデル)を自動構築する拡張パッケージだ。形状や物理場の予測から要因分析、多目的最適化までを、ノーコードで一貫して実行できる。
少量データからモデルを構築、形状変化と物理場を同時予測
研究開発の現場では、サロゲートモデルの活用による効率化が期待される一方で、精度の高いモデルの構築には大量のシミュレーション計算と多くの工数が必要となり、CAE×AI活用の障壁となっていた。
こうした課題に対し、Multi-Sigma-Architectは、Multi-Sigmaの強みの1つであるモデルの自動チューニング機能をサロゲートモデルの構築に応用している。これにより、少量のデータからでも、全体として良好な予測性能を持つモデルを構築できるという。
また、形状変化と、応力分布や流速分布などの物理場を同時に予測できる。予測に加えて、要因分析から多目的最適化までを一貫して支援し、CAE×AIによる設計開発の効率化につなげる。
Multi-Sigma-Architectは、構造解析、衝撃解析、流体解析、伝熱解析、電磁界解析など、幅広いCAEシミュレーションに対応する。対象は、体積(ソリッド)要素を用いた3次元の定常/非定常解析結果で、一般的なポスト処理ソフトでVTK形式に変換したデータを入力できる。今後、板/シェル要素への対応も予定しているという。
※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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