日産の自動運転モビリティサービス実証、2027年度のレベル4に向け運行台数倍増:モビリティサービス
日産自動車が横浜市内で実施する自動運転モビリティサービスの実証実験の詳細を発表。2027年度の自動運転レベル4によるサービス提供に向けて、2025年度の実証実験から運行台数を倍増するなど規模を拡大している。
日産自動車は2026年9月14日、横浜市内で実施する自動運転モビリティサービスの実証実験の詳細を発表した。実証実験の開始に当たり、一般モニターの第1期募集を同日から開始した。
同実証実験は、横浜市のみなとみらい、桜木町、関内を含む市街地エリアで、同年10月1日〜12月18日に期間内で2期に分けて実施する。ミニバン「セレナ」をベースとした、セーフティドライバーが同乗するレベル2の自動運転車両を使い、実際の配車サービスを通じて、将来必要となる運用体制の課題抽出およびサービスエコシステムの構築に向けた検証を行うことを目的としている。
実施期間は、第1期が同年10月1〜30日で、10月31日〜11月3日の休止期間を挟み、第2期が11月4日〜12月18日となっている。運航日は期間中の火曜日、水曜日、木曜日、金曜日で、運行時間は8時30分〜16時。乗客定員は3人、運行台数は10台、乗降地数は合計計28カ所である。
一般モニターの募集人数は約500人。第1期は2026年9月14日から募集を開始する。第2期の募集開始は2026年10月中旬を予定している。応募方法は専用Webサイトからの申し込みで、参加費は無料。日本国内在住で2026年4月1日時点で18歳以上などの申し込み条件がある。
実証実験の参加事業者は、第1期がMoplusとKDDI、第2期がMoplusとプレミア・エイド、国際自動車。各社の役割は、日産自動車が実証の企画/運営主体、自動運転車両の提供と運行、Moplusがサービス運営/運用体制構築の支援、KDDIが通信環境の評価/改善、プレミア・エイドが監視システムを使用した乗客サポート業務、国際自動車が交通事業者視点での運行/運用体制構築の支援となっている。
2025年度と共通する実証実験の参加事業者はプレミア・エイドのみ
日産自動車は2025年度から自動運転モビリティサービスの実証実験を実施している。2025年度の実施規模は運行台数5台、乗降地数26カ所だったが、2026年度は運行台数が倍増の10台、乗降地数も28カ所に増えた。また、2025年度に参加したBOLDLY、プレミア・エイド、京浜急行電鉄のうち、2026年度も参加するのはプレミア・エイドだけだ。
なお、今回の実証実験は、令和7年度「デジタル庁 自動運転社会実装先行的事業化地域事業」、令和8年度「総務省 地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」と、「国土交通省 地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の一環として実施される。日産自動車は、デジタル庁への補助金申請で、2027年度から都心部におけるドライバーレスのレベル4自動運転モビリティサービスの一部運行および事業開始を計画している。
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