独自の脳波同調技術で睡眠課題解決に挑む睡眠支援デバイス「Sleepisol+」とは:組み込み開発 インタビュー(3/3 ページ)
日本はOECD加盟国の中でも睡眠時間が短く、世界でも有数の「睡眠負債大国」となっている。この状況に対し、韓国発のスリープテック企業LEESOLは、独自開発した脳波同調技術によって脳波周辺に直接アプローチすることで、使用者の脳波を整えるヘッドバンド型デバイス「sleepisol+(スリーピーソルプラス)」を開発し、睡眠課題解決に向けて日本でも製品展開を広げようとしている。
Sleepisol+の使用でどのような効果が見込まれるのか 臨床試験結果とは
Sleepisol+を使用した臨床試験について、世界共通のフォーマットを活用した調査を実施し、不眠点数が約7点改善したという結果が出たという。イ・スンウ氏は「Sleepisol+は約1〜2週間継続して使用することで睡眠薬に近い効果が現れ始める。翌日のスッキリ感が増し、認知機能も改善するといった効果を発揮する」と強調する。
さらに、臨床試験の結果によるとうつ度点数に約21点の改善効果が見られたという臨床報告も出ている。
今後の展開について
今後の進化の方向性については、スマートウォッチやスマートリングなどで取得した個人の睡眠データと連携し、使用者に合った最適な刺激の強さやタイミングを自動で調整する“完全なパーソナライズ化”を目指し、専用アプリを開発している。
また、Sleepisol+は不眠点数やうつ度点数の改善効果がある臨床結果なども出てきているため、現在200人規模で検証的臨床試験を進めているという。将来的には視覚や聴覚刺激と組み合わせて、軽度認知障害やアルツハイマーの予防/治療デバイスとして展開することも視野に入れる。
イ・スンウ氏は「韓国では睡眠に悩む50代以上の女性の方に多く利用されているが、若い世代にも業務効率性を向上させたい、ストレスを軽減したいといった目的で使用してもらえる製品である。日本市場においては、ECサイトを起点にB2Cだけではなく、オフラインチャネル展開やB2B向けにも製品を普及させたい」と抱負を述べた。
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