小型EV「コムス」がリコール、パーキングブレーキの不具合に新たな原因が判明:電動化
トヨタ車体は、超小型EV「コムス」のリコールを国土交通省に提出した。対象は2012年7月4日〜2025年4月8日に製造された合計1万1467台。
トヨタ車体は2026年7月15日、小型EV(電気自動車)「コムス」のリコールを国土交通省に提出した。対象は2012年7月4日〜2025年4月8日に製造された合計1万1467台。
不具合原因はパーキングブレーキの2カ所で確認されている。1つは、パーキングブレーキのポールの製造管理が不十分なため、硬度が不足しているものがあり、レバーに強い衝撃が加わるとポールの先端が破損することがある。そのままの状態で使用を継続すると、ポールが摩耗し、レバーを引き上げても保持できなくなることがある。
もう1つは、パーキングブレーキのケーブルガイドブラケットの製造管理が不十分なため、当該ブラケットの溶接が不足しているものがある。そのため、パーキングブレーキを繰り返し操作すると、当該ブラケットの溶接が剥がれ、パーキングブレーキケーブルが入り込んで、レバー引き代が増加することがある。
これらの不具合により、最悪の場合、パーキングブレーキが効かなくなり、車両が動き出す恐れがある。
市場からの情報により不具合を発見した。不具合件数はパーキングブレーキのポールが3件、ケーブルガイドブラケットが29件で、事故は発生していない。
改善措置としては、全車両、パーキングブレーキレバーを良品と交換し、パーキングブレーキケーブルおよびパーキングブレーキブラケットを新品と交換する。当該ケーブルにスペーサが取り付けてあるものは、スペーサを取り外す。
なお、トヨタ車体は2026年1月14日にもコムスのリコールを発表している。パーキングブレーキケーブルの設計検討が不十分なため、パーキングブレーキ操作時にケーブルのカシメ部付近に応力が発生することがあり、パーキングブレーキを繰り返し操作するとケーブルが破断し、最悪の場合、パーキングブレーキが効かなくなり、車両が動き出す恐れがあるとしていた。今回は、このリコールについて新たな原因が判明したため、改善措置の内容および対象範囲を見直し、再度リコールを提出したとしている。
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