25〜39歳の非管理職ITエンジニアの47.5%が「管理職になりたくない」と回答:キャリアニュース(2/2 ページ)
キッカケエージェントがITエンジニアの「管理職離れ」に関する調査結果を発表した。将来的に管理職になりたいと思わない層が47.5%に達しており、管理職を希望する層と拮抗する結果となっている。
1社での出世よりも副業などによる広がりを重視
続いて、自身のキャリアにおいて「1社での昇進、昇格」よりも「副業、複業などを通じて技術の幅を広げること」に魅力を感じるかと尋ねた。その結果、「非常にそう思う」が15.7%、「ややそう思う」が49.8%を占めた。
「副業、複業などを通じて技術の幅を広げること」に魅力を感じると回答した人に理由を尋ねたところ、最も多かったのが「収入源を複数持つことで経済的に安定するから」(51.4%)で、次が「1つの会社に依存するリスクを分散したいから」(50.4%)となった。
「現在の年収に加えてどの程度年収が上がるなら、管理職を引き受けてもよいと思いますか」という問いに対しては、「100万円以上200万円未満」(27.1%)が最も多く、次が「300万円以上」(19.6%)となった。また、13.3%が「金額に関わらず管理職にはなりたくない」と回答した。
また、管理職のあり方がどのように変われば、管理職に魅力を感じるかについては、「管理職でも柔軟な働き方ができること」(38.1%)が最多となった。次いで「業務量や責任に見合った報酬体系への見直し」(34.6%)、「管理職にならなくても昇給、昇格できるスペシャリスト(IC)コースの整備」(30.8%)となっている。
今回の調査結果から、非管理職ITエンジニアの間で管理職に対するネガティブなイメージが根強く、1社での出世よりも副業などによるリスク分散や市場価値向上を重視する傾向がうかがえる。同社は調査結果を受けて、企業には報酬体系の根本的な見直しや、管理職にならなくても昇格できるスペシャリストコースの整備など、キャリアパスの再設計が求められているとまとめている。
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