ニュース
セブンが「100%リサイクル素材容器」実用化に前進:リサイクルニュース
セブン‐イレブン・ジャパンは、石化由来プラスチック削減の取り組みを強化する。オリジナル商品の容器で環境配慮型素材の活用を推進するため、100%リサイクル素材容器の実用化に向けた実証テストを開始する。
セブン‐イレブン・ジャパンは2026年6月18日、石化由来プラスチックを削減する取り組みを強化すると発表した。オリジナル商品の容器で環境配慮型素材の活用を推進するため、100%リサイクル素材容器の実用化に向けた実証テストを開始する。
同社は、カップデリとサラダ、調理麺などで使用する透明容器(A-PET容器)について、リサイクルPET樹脂の使用比率を高める取り組みを進めてきた。2023年時点でA-PET容器は、全てリサイクルPET樹脂比率80%の容器へ切り替えが完了。石化由来原料の使用量を削減している。
今回、食品容器用途でリサイクル素材の活用を進めるため、リサイクルPET樹脂を100%使用したA-PET容器の実証テストを開始する。そのテスト結果を踏まえ、順次拡大を検討する。
今回の取り組みは、グループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」のプラスチック対策の一環となる。オリジナル商品で使用する全ての容器について、2030年に50%、2050年までに100%を環境配慮型素材へ切り替えることを目指すとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
混紡繊維リサイクル技術の開発の背景と経緯
本連載では、大阪大学 大学院工学研究科 教授の宇山浩氏の研究グループが開発を進める「混紡繊維の分別/リサイクル技術」を紹介。第1回では、混紡繊維リサイクルの背景と開発の経緯について解説する。
廃棄物を次世代燃料とするケミカルリサイクル炉完成
JFEエンジニアリングとJ&T環境が、廃棄物ケミカルリサイクルプロセス「C-PhoeniX Process」の小型炉実証設備を完成させた。
リチウムイオン電池リサイクル技術の現在地
本連載では東北大学大学院 工学研究科附属 超臨界溶媒工学研究センターに属する研究グループが開発を進める「リチウムイオン電池リサイクル技術の水熱有機酸浸出プロセス」を紹介する。最終回となる第6回ではこれまでのまとめとリチウムイオン電池に関する研究論文の特徴を取り上げる。
ZACROSが水平リサイクルした業務用液体容器を製品化
ZACROSは、業務用液体容器「CUBITAINER」の水平リサイクル技術を開発し、「CUBITAINER SUR」として製品化したと発表した。
生薬残渣を使ったリサイクル紙を共同開発、茶殻リサイクルシステムを応用
伊藤園とツムラは、漢方製剤の製造で発生する生薬残渣を原料とした「生薬リサイクル紙」を共同開発した。生薬残渣を紙原料に混ぜることでパルプ使用量を削減でき、木材由来原料の節約につながる。

