コラム
銅の地政学リスク、「普通に勝負していたら勝てない状況」:素材/化学メルマガ 編集後記
今回は、非鉄金属の資源循環を推進する新会社「NTTサーキュラスト株式会社」の設立発表会で明かされた銅の地政学リスクについて語っています。
NTTと三菱マテリアルは2026年6月3日、非鉄金属の資源循環を推進する新会社「NTTサーキュラスト株式会社」を同年7月1日に設立すると発表しました。
NTTサーキュラストは、半導体やデータセンター、再生可能エネルギー設備の送電網におけるニーズ拡大を受けて、需要が増加している「銅」などにフォーカスし、NTTグループの排出物(使用済みIT機器など)を起点に「再生材の製造/販売」や「再生材の特性情報の伝達の仕組みの提供」を展開します。
既に、素材/化学フォーラムで公開されているNTTサーキュラストの記事では、再生材市場の課題やNTTと三菱マテリアルがこの課題の解決に向け新会社を立ち上げたワケ、新会社の事業内容を取り上げていますので、興味がある方はご覧いただけますと幸いです。
今回は上記の記事に収めきれなかった「銅に関する地政学のリスク」を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
E-Scrapの海外流出を防げ! NTTと三菱マテリアルがタッグで挑む
国内のE-Scrapリサイクル率はわずか約23%。この課題を解決すべく、NTTと三菱マテリアルが新会社を設立する。NTTの情報流通基盤と三菱マテリアルの製錬技術を掛け合わせて、実現する同社の事業とは――。
廃棄物を次世代燃料とするケミカルリサイクル炉完成
JFEエンジニアリングとJ&T環境が、廃棄物ケミカルリサイクルプロセス「C-PhoeniX Process」の小型炉実証設備を完成させた。
混紡繊維リサイクル技術の開発の背景と経緯
本連載では、大阪大学 大学院工学研究科 教授の宇山浩氏の研究グループが開発を進める「混紡繊維の分別/リサイクル技術」を紹介。第1回では、混紡繊維リサイクルの背景と開発の経緯について解説する。
低コストかつ低環境負荷で酸化物負極をリサイクルする手法を開発
東芝は、簡易な熱処理のみでリチウムイオン電池の酸化物負極を低コストかつ低環境負荷でリサイクルする手法を開発した。リチウムイオン電池のリサイクル促進や製品のCFP低減のニーズに対応する。
廃棄窓ガラスの水平リサイクル、サプライチェーン全体の経済性を検証
AGCとTREホールディングスは、TREグループ傘下の信州タケエイの拠点がある長野県諏訪市において、廃棄されるアルミサッシ付き窓ガラスの水平リサイクルに関する実証実験を行った。