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高トルクと小型化を両立、山洋電気が5相ステッピングモーターの新モデル:FAニュース
山洋電気は、5相ステッピングモーター「SANMOTION F」シリーズに、業界トップクラスの高トルクと小型化を両立した新モデルを追加した。半導体製造装置や搬送ロボットなどの精度向上と省スペース化に寄与する。
山洋電気は2026年4月27日、5相ステッピングモーター「SANMOTION F」シリーズに、業界トップクラスの高トルクと小型化を両立した新モデルを追加した。既に受注を開始している。
開発された製品は、同社の従来品と比較して低速域でのトルク性能が最大70%向上している。力強い動作が可能になり、位置決め時間や装置全体のサイクルタイムの短縮が期待できる。
また、回転中の振動を10%以上低減し、停止精度の誤差も約44%改善した。滑らかな動作と正確な停止により、装置の加工精度を高める。
筐体設計も見直しを図った。従来品と比べて全長を最大10%短縮し、質量を最大8%低減した。フランジサイズは28mm、42mm、60mmを展開し、計12形番をそろえる。高トルク化と小型化を同時に達成したことで、半導体製造装置や搬送ロボット、医療機器などの精度向上と省スペース化に寄与する。
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