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接触前に停止する協働ロボットに18kg可搬が登場、動作範囲も拡張:協働ロボット
不二越は、独自のセンサーで人や障害物に接触する前に停止する機能を備えた協働ロボットの新製品「MZS12」「MZS18」を発売した。可搬重量が12kg、18kgと拡大し、動作範囲も拡張している。
不二越は2026年4月17日、独自のセンサーによって人や障害物に接触する前に停止する機能を備えた協働ロボット「MZS12」「MZS18」を発売した。本製品は「COPARO」シリーズのラインアップとして追加されたもので、可搬重量が拡大し、動作範囲も拡張している。2026年度の販売目標は年間各2400台を掲げ、価格はオープンだ。
2025年12月に発売された小型モデルの「MZS05」に続き、市場からの要望が強かった大型、ロングリーチモデルとして今回の2機種を投入した。
主な仕様として、MZS12は最大可搬重量12kgで最大リーチ1214mmを、MZS18は最大可搬重量18kgで最大リーチ1107mmを確保。位置繰り返し精度はいずれも±0.025mmと高く、精密な作業に対応する。本体重量はMZS12が75kg、MZS18が74kgとなっている。制御装置は、同シリーズ共通のCFDsを採用した。
高速、高精度な生産性を維持しつつ、安全で柔軟な生産ラインの構築を支援し、工場の自動化ニーズに応える。同社は今後もニーズに合わせたラインアップの拡充を続け、フィジカルAI(人工知能)を搭載したロボット開発を通じて、製造現場の生産性と品質の向上に貢献するとしている。
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