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長期供給SoCを活用したMCU向け組み込みGUI開発ソリューションの提供を開始組み込み開発ニュース

Qt Groupとアイ・エス・ビーは、アクセルの産業機器向けSoC「AG903」を活用した組み込みGUI開発ソリューションの提供を開始した。長期供給が求められる産業機器や交通インフラ機器の高品質なHMI開発を支援する。

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 Qt Groupとアイ・エス・ビーは2026年4月6日、長期供給SoCを活用した、組み込みGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)開発ソリューションを日本市場で提供開始したと発表した。

 同ソリューションは、アクセルが提供する産業機器向けSoC「AG903」とQt Groupの組み込み向けGUIフレームワーク「Qt for MCUs」を組み合わせたものだ。高品質な映像表現と機能安全への対応を両立し、産業機器や交通インフラなど長期供給、長期保守が重要となる分野の開発プロセスを支援する。

 AG903は、アクセルがグラフィックスLSI(大規模集積回路)で培った描画技術をベースとする高性能SoCで、優れた描画性能を備える。また、DRAMの内蔵により製品のライフサイクルに合わせた長期の安定調達に対応する。

 Qt for MCUsは、マイクロコントローラーなどの限られたリソース環境でも、滑らかなGUIを実装可能で、鉄道車両の計器盤や製造設備の表示部のように信頼性が重視されるHMI(ヒューマンマシンインタフェース)に適している。

 また、機能安全が求められる表示領域への適用も想定しており、リアルタイムOSやコンパイラといったツール群と組み合わせることで、厳格な品質要求に応じた開発が可能だ。

 なお、新ソリューションでは、アイ・エス・ビーがQt for MCUsのポーティングおよびインテグレーションを担当する。同フレームワークにGUI実装を集約することで、表示機能の保守性と拡張性が向上し、開発期間を短縮できる。

 産業機器や医療機器、交通インフラ用途の機器では、製品ライフサイクルの長期化に伴い、部品の継続供給と保守性が極めて重要となっている。一方で、計器盤や操作パネルといったHMIには、スマートフォンのような滑らかな操作感と、信頼性の高い表示品質が求められている。

 Qt Groupとアイ・エス・ビーは、2025年3月に締結した戦略的パートナーシップに基づき、今後も製造業の製品開発期間の短縮と長期運用を支援していく。

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