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XR体験型広告の効果が、理解度や購買意欲で2D動画を上回る検証結果VRニュース

MESONは、空間体験プラットフォーム「Immersive Showroom」で、XR体験型広告の効果を測定した。測定結果は2D広告と比べて理解度、共感、購買意欲の各項目でXR広告が上回った。

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 MESONは2026年3月17日、XR体験型広告が従来の2D動画型広告を有意に上回る広告効果を示したことを発表した。実験には、Apple Vision Pro向けプラットフォーム「Immersive Showroom」を使用した。同社はこの実験成果を報告する論文を、学術論文リポジトリ「arXiv」で公開した。

「Immersive Showroom」のイメージ
「Immersive Showroom」のイメージ[クリックで拡大] 出所:MESON

 実験は、建築と不動産、自動車を題材とし、「XR体験型広告」と「2D動画型広告」の2条件で、18人の被験者を対象に評定尺度法で比較検証した。その結果、XR広告は2Dと比較して「理解」が約145%、「共感」が約146%、「購買意欲」が約140%となり、いずれも上回った。

実証実験の評価指標
実証実験の評価指標[クリックで拡大] 出所:MESON

 また、態度研究で使用するCAB(認知、情動、行動)モデルに基づいて並列媒介分析を実施した結果、購買意欲は「共感」を媒介することで高まることを統計的に示した。一方で、同実験の条件下では「理解」の媒介による購買意欲への直接的な影響は有意ではなかった。

実証実験の結果
実証実験の結果[クリックで拡大] 出所:MESON

 同社は、利用者が能動的に体験することで商材を「自分ごと」として捉えやすくなるというXR特有の性質が、情動的な関与を深める要因になったと分析した。

 今後、同社は展示会、ショールーム、企業内説明会など、現実空間と連動した場面でのXR活用を推進する。共感の喚起と具体的な理解支援を両立させる体験設計について、空間インテリジェンスに基づいた新しい顧客体験と意思決定支援の形を探る方針だ。

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