ソフトウェア開発の要件定義をAIで支援するALM製品の最新版をリリース:組み込み開発ニュース
PTCは、ALM製品の最新版となる「Codebeamer 3.2」「Codebeamer AI 1.0」「Pure Variants 7.2」をリリースした。トレーサビリティーの向上や変更管理の厳格化、さらに規制に準拠したAI活用の仕組みが整備されている。
PTCは2026年1月15日、アプリケーションライフサイクル管理(ALM)製品の最新版となる「Codebeamer 3.2」「Codebeamer AI 1.0」「Pure Variants 7.2」をリリースしたと発表した。
今回のアップデートにより、同社のALM製品群は、トレーサビリティーの向上や変更管理の厳格化、さらに規制に準拠したAI(人工知能)活用の仕組みが整備された。自動車や医療、防衛など高い安全性が求められる分野において、ソフトウェア開発や要件管理の基幹システムとしての地位をさらに強固なものにしている。
Codebeamerは、同社のPLMソリューション「Windchill」をはじめ、その他の企業システムとシームレスに連携可能になった。相互運用性が高まり、開発上のコンプライアンスが強化されたことで、手作業の削減やリスク低減が図られ、納期短縮に寄与する。
また、ストリーム内の全プロジェクトをスナップショットとして保存し、プロジェクトを特定しやすくする機能の追加や、Review HubのUI改良がなされている。
Codebeamer AI 1.0には「Requirements Assistant」と「Test Case Assistant」の2つのAIアシスタントを搭載した。前者はINCOSEやISTQBといった国際的なガイドラインに準拠し、要求仕様に含まれる曖昧さや不整合を自動検出し、高品質な仕様書作成を支援する。
後者のTest Case Assistantは、定義された要件からテストケースを直接、自動的に生成し、最適化する機能を持つ。これまでの手作業によるテスト作成時間を大幅に短縮し、一貫性とトレーサビリティーを確保しながら検証作業の精度を高められる。
PTCは同社製品群について、製造業がエンジニアリング分野で強固なデータ基盤を構築し、AIによる変革を加速させるためのビジョン「インテリジェント・プロダクトライフサイクル(IPL)」を支えるものであり、規制要件が増加、複雑化する状況での開発を支援するとしている。
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